徹夜本と映画で現実逃避!

現実逃避して、しばし嫌な事忘れましょ!

徹夜本

これぞ、青春ど真ん中! 正真正銘の徹夜本です!(武士道シックスティーン・セブンティーン・エイティーン/誉田 哲也)

これぞまさに青春!という作品です。 読みだしたらまず止まりません。武士道シックスティーン→セブンティーン→エイティーンと一挙に読んでしまいましょう、というか読んでしまうと思います(笑) 著者の誉田哲也氏は結構、登場人物を長く書き続けるシリーズ…

やっぱり、むこうの世界とこっちの世界は繋がっているし、紙一重だったんだ・・・・(コンセント/田口 ランディ)

コンセント (幻冬舎文庫) 田口ランディと言う名前は勿論知っていたのですが、読むのは初めて。 10ページ位で読んだところで、「ん?龍先生(村上龍氏のこと)と同じ様な題材扱ってるなぁ。ちょっと感じが似てる。面白いかも・・・。」 15ページ位読んだとこ…

不真面目で真面目なハチャメチャ探検記・・・(幻獣ムベンベを追え/高野 秀行)

アフリカのコンゴ共和国のテレ湖で目撃されると言うモケーレ・ムベンベという謎の生物を真剣にノリで探しに行ってしまった早稲田大学探検部のお話。 結論から言うと、当然モケーレ・ムベンベを目撃することはできない訳ですが、(まぁ、そんな話聞いたことも…

さらりと読めるけど、考え出すと、どんどん深みにハマって行きます・・・(色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年/村上 春樹)

春樹先生よりは龍先生で育った自分は、あまりこの人の作品は読み込んでいないのですが、それでも、設定は面白いし、どんどん引き込まれます。当然、文章も流れるようで相変わらず美しいです。 ただ、やっぱりハルキストじゃないからか、これは「ノルウェイの…

覆面作家と云うから誰かと思えば、なんとあのお方でした!!!(百瀬、こっちを向いて。/中田 永一)

自分は、興味を持った本はアマゾンのwishlistにかたっぱしから放り込んでおいて、読む本が無くなったら、そこから購入という方式を取っているのですが、この本はどうして手元にあるのかが今一不明です。注文履歴を見ると確かに購入しているのですが、何故Wis…

おもいっきり泣いてください・・・(とんび/重松 清)

うーん、これは死ぬ程泣けます・・・。 もう設定からして、涙うるうるです。自分はTVドラマ版は見ていませんでしたが、見た方は皆、毎回号泣した・・・と言っていたように記憶しています。 とんび Blu-ray BOX 出版社/メーカー: SDP 発売日: 2013/06/26 メデ…

世俗の垢にまみれてしまった方は、是非本作で洗心なさって下さい。笑・・・(西の魔女が死んだ/梨木 香歩)

「梨木香歩」と言う作家も初見で存じ上げませんでしたので、調べてみたところ、児童文学作家、絵本作家、小説家という肩書を持った方でした。ネットでの評判も良く、何故かやたらアマゾンが推薦して来るので、今回読んでみました。(笑) やはり存じ上げませ…

読了後、なんで、こんな最高のエンタメ書く小説家を今まで全く知らなかったのかなぁ、他に作品も聞いたことないし・・・。なんて思っていたのですが・・・(虐殺器官/伊藤 計劃)

ネットで「これは紛れもない徹夜本!」という記述を見て、早速購入。 著者の名前は初見。そもそも、名前が読めない・・・。(笑)振り仮名も無いし、なんなんだ?と思いきや、下にPROJECT ITOHと小さく書いてある。PROJECT? え、これで計画って読むの?と思…

ほんわかしていますが、扱っていることは重い・・・(カラフル/森 絵都)

読了後、ちょっと元気が出るような、ほんわかした作品ですが、扱っている内容は相当奥深いものです。 人間は死んだ後は皆、輪廻して新たな生命として生まれ変われる筈なのですが、例外があり、生前大きな罪を犯した者は、そのパターンに入れず魂の状態で、死…

現代の真の愛の形は、皆が考えている普通からはもう生まれないのかもしれない・・・(きらきらひかる/江國 香織)

江國香織氏は既に文壇の重鎮と言ってもよい方だと思いますが、辻仁成氏と男女対になって書いた『冷静と情熱のあいだ Rosso』位しか、自分は読んだことがありませんでした。 今回「きらきらひかる」という題名から何故か目が離せなくなり、読んでみることに・…

心温まる素敵なお話です。人を信じて、どんな時も前向きに!(漁港の肉子ちゃん/西 加奈子)

西加奈子氏の小説は今回初めて読みました。本作はいろいろな方が、彼女の代表作として挙げていることもあり、かねてから読んでみたいなぁ、と思っていた1冊です。 「肉子ちゃん」 こんな風に人に呼ばれたら、普通は名誉棄損レベルで激怒ですよね・・・ 「肉…

なんだかんだ言っても面白い、真理子先生・・・(”あの日のそのあと”風雲録 夜ふけの縄跳び/林 真理子)

この表紙はちょっとずるいですね・・・どう考えても著者に見えない(笑) こんなことをいうと怒られるかもしれませんが、この方は、ずっとおばさんの気がします。 僕が小さい頃から、おばさんだったし、今もおばさん。これからもおばさん。 真理子先生は自分…

この時代はもうそこまで来ているのではないでしょうか?・・・(ブレードランナー2049)

前作の公開が1982年ですので、実に36年ぶりの続編です・・・。前作の筋はおぼろげにしか覚えていませんでしたが、やはり物悲しいidentityものという部分は変わっていませんでした・・・。内容及び出来は全く悪くないですが、前作があって今作が初めて理解で…

日本は本当にいい国なのだろうか?・・・(日本を捨てた男たち/水谷 竹秀)

「困窮邦人」 自分の意志で海外に出かけ、そのまま文無しになり、帰国ができなくなっている日本人の事を指すそうです。 そんな言葉があることをこれまで知りませんでした。 この本を読むまで自分は、海外へ渡航し、帰国しない(できない)人は、日本国内で、…

日本にもいろいろな時代があったのです・・・・(33年後のなんとなく、クリスタル/田中 康夫)

先日ブックオフでブラブラしていたら、ん?と目に留まり、一応このTrendを知る恐らく最後の最後の Generationなので興味がフツフツと湧き、思わず購入してしまいました・・・。それにしても、このTiffany&Co.カラー結構目立ちます。 康夫ちゃん絶対狙ったな…

判り易いですが、これ以上掘り下げるか下げないかはあなた次第です・・・笑 (知らないと損する経済とお金の超基本一年生/大江 英樹)

普段あまりこういう本は読まないのですが、なんとなく表紙に惹かれて齧ってしまいましたー。笑(表紙はやっぱり大切ですね・・・) 確かに判り易いし面白い!経済とお金の話がとっても噛み砕いて解説されています。自分に取っても「え、そうだったのかぁ。」…

全編書簡で構成される、一風変わった小説です。本作をミステリーと云う方もいます。(十二人の手紙/井上 ひさし)

これもいつか読みたいなぁ、と思ってた一冊。言わずと知れた故井上ひさし氏著。 本作は少々変わっていて、全編手紙で構成されています。 基本、短編集なので、それぞれのエピソードで小さなどんでん返しが繰り返されるのですが、何話か登場人物が被っていた…

まだ2月の初めだというのに、今年最高の1冊となるかもしれない作品に出会ってしまいました・・・。 (シャドウ・ダイバー/ロバート・カーソン)

シャドウ・ダイバー 下―深海に眠るUボートの謎を解き明かした男たち (ハヤカワ文庫 NF 341) 早くも出会ってしまったかもしれません・・・。 まだ2月の初めだというのに、今年最高の1冊となるかもしれない作品に・・・。 「シャドウ・ダイバー」 (ロバート…

力道山に負けた史上最強の柔道家。人生って本当にいろいろ。正解なんてない。・・・・(木村正彦はなぜ力道山を殺さなかったのか/増田 俊也)

強過ぎるがゆえに、周りがほっておかず、奥さんの薬代を稼ぐと云う口車に載せられ一時期プロに転向。それが影響し、未だに柔道界からほぼ抹殺されている、最強且つ不世出の柔道家、木村正彦氏。彼の一生を18年間愚直に追いかけた秀逸の一冊です。 内容にも、…

あまりに強烈なので、読んでいて足が竦みました・・・(遺書/瓜田 純士)

一時期話題になった関東連合とその関係者のお話。 3面記事的な興味を満たしてくれる作品としては、とっても面白いし、やはり関係者であった著者(もちろん編集者とかが付いていると思いますが)には文才?地頭の良さのようなものを感じました。 所謂、当時…

元都知事はスター性がないし、怒ってばかりなので好きではありませんでしたが、書き手?調べ手?としてはかなりの人でした。(ペルソナ/猪瀬 直樹)

これも、ずっと読みたかった一冊です! 著者の元都知事はスター性がないし、怒ってばかりなので好きではありませんでしたが、書き手?調べ手?としてはかなりの人でした。 三島由紀夫の作品はキラキラしていて、本当に「かっこいい」ゆえ、彼は一種の超越し…

福井 晴敏氏は今何処に?(亡国のイージス&終戦のローレライ/福井 晴敏)

最近、著者の消息をとんと聞きませんが、何をなさっているのでしょうか・・・? やはり、あれだけの大長編力作を2作も書き上げてしまったから力尽きて暫くお休みなさっているのでしょうか?でもちょっと長いですよね・・・・。 その大長編力作とは上記「亡…

ライトノベルの草分けである、所謂「電撃文庫」の礎を創った作品です。(ブギーポップは笑わない/上遠野 浩平)

世界観が凄すぎて、正直自分も100%理解できているとは言えない作品なのですが、それでも面白いです・・・。「青春SFファンタジー?」とでも言えばいいのでしょうか? 本作は、その筋では有名な作品です。(wikiによると「ブギーポップ以降・ブギーポップ以…

後期高齢者の老人達が世直しに立ち上がります。龍節炸裂!(オールド・テロリスト/村上 龍)

昔、『限りなく透明に近いブルー』*を読んで、衝撃を受け、崇拝していた龍先生の作品です。『希望の国のエクソダス』の続編で今回は後期高齢者の老人達が世直しに立ち上がるというお話。 龍節炸裂の作品で、一気に読めるのですが、龍先生も昔に比べてキレが…

偉い人は皆、なんらかの形でつながっている・・・。(日本の地方財閥30家/菊地 浩之)

特に心を動かされたりする内容ではないのですが、トリビアという意味ではこれほど面白い書籍はありません。 意外な家と家が繋がっていたり、その会社の名前の由来、戦後の財閥解体をどのようにして乗り切って生き残ったのか?そんな事が、筆者の綿密な調査に…

チープな背景設定な上、チープな構成。途中で筋も見えるけど、それでも号泣・・・(君の膵臓をたべたい/住野 よる)

過去にこんなことがあったら、人生絶対立ち直れないですよね。 若い時にした、なんとなく捉えどころのない、ふわっとした恋愛は、年を経るにつれて、美化され、色鮮やかに、どんどん甘みを増し、いつも記憶にある訳ではないけど、心の片隅にじっと隠れて、必…

男泣きに泣きました・・・(影法師/百田尚樹)

江戸時代を生きた二人の侍の崇高で清貧な友情を描いた作品です。 歯に衣を着せない発言で、最近物議を醸している百田先生ですが、自分が氏の作品で一番好きなのが当作品です。「永遠のゼロ」もとっても良かったのですが、こちらの方が自分の感覚には合ってい…

心の底から羨ましい。なじみの店があるだけで理想の人生が開けるかも・・・(おじさん酒場/文・山田 真由美 絵・なかむら るみ)

この前に読んだ本が、かなり重厚な内容だったので、次はやさしい作品が読みたいなぁ、と探していて見つけたのがこの本です。 この手の作品で有名なのは、やはり「孤独のグルメ」ですが、あちらは漫画だし、対象が「自分」、「料理」なのに対し、こちらは、「…

癖になる経済小説・・・(ハゲタカ/真山 仁)

これは相当昔、NHKでドラマをチラリと見て、いつか原作読みたいなぁと思っていた作品です。なんだか記憶していた内容とは若干異なりますが、読み始めたら止められなくなって一気に読破しました。 面白いです! ただし、真山氏の作品は、何の説明もなくひとつ…

陰があり過ぎて、相変わらず救いがないけど止められません・・・(宿命と真実の炎/貫井 徳郎)

以前読んだ「後悔と真実の色」の続編。本作では全く別の事件を取り扱っており、登場人物は異なりますが 前回の主人公とその関係者が再度かかわりを見せます。 frikandel.hatenablog.com ただし、またしても救いがないです。(泣) 前作で心に深い傷を負った…