徹夜本と映画で現実逃避!

現実逃避して、しばし嫌な事忘れましょ!

徹夜本

あー、キワモノに弱い自分・・・・いつも映画と本ばかりではないのです。⑪

あー、キワモノに弱い自分が嫌になる・・・。 こういうの何故か買っちゃうんです。売る側の作戦勝ちですね・・・。(笑)

外食産業に賭けた、ある男の凄まじいまでの生き方。(外食王の飢え/城山 三郎)

本作は1982年に刊行、外食チェーンROYALの創業者、江頭匡一氏をモデルにした小説です。福岡ベースのROYALは売上高約1,300億、営業利益率4.1%(2018年度)。現在は、今や誰でも知っている「ロイヤルホスト」、他にも「てんや」、「シズラー」、「シェーキー…

皆、病んでいる・・・でも焦る事はないよ、と優しく語りかけてくれる作品です。(メゾン刻の湯/小野 美由紀)

最近本当に銭湯って減ったなぁ、と思います。夏の暑い日に、銭湯に行って汗を流し、帰りにビールなんて、憧れますよね・・・。 frikandel.hatenablog.com 本作は銭湯を舞台にした作品です。筆者の小野美由紀さんと云う方は初見ですが、なんだかとっても凄い…

朝顔ってこんな時期に咲く花だったっけ??? いつも映画と本ばかりではないのです⑩

やっと金曜日に辿り着いた・・・。 相当前に種蒔いたけど、全然咲かないなぁ、と思っていたら、今頃になって狂ったように咲き始めた・・・。赤ばかりだったのに、今日のは初めて淡いピンク。こんなことってあるのか?同じ色しか出ないと思ってたけど・・・。

稀に見る原作を裏切らない作品でした・・・。(コーヒーが冷めないうちに/川口 俊和)

映画がそこそこ良かったので、いつか原作も読んでみたいなぁ、と思っていました。 結論から言うと、映画も良かったけど、原作も良かった。つまり逆から見ると、映画は稀に見る原作を裏切らない作品だった!と改めて思いました。 frikandel.hatenablog.com 映…

歴史的な1ページをあなたは見たか?・・・・いつも、映画と本ばかりではないのです・・・⑨

間違いなく歴史的な1ページを目撃してしまいました。泣いた~。 歴史的な一日!! pic.twitter.com/wiqoDz00jh— Callsign50 (@callsign50) September 28, 2019 アイルランドは正直こんな展開になるとは思っていなかったと思う。 試合開始5分、田村がペナルテ…

いつも、映画と本ばかりではないのです・・・⑧

朝から糖分!なんかストレスが抜ける気がする―(笑)

血で血を洗う、おばさま達とオタク達の大抗争!(昭和歌謡大全集/村上 龍)

最近、少し病んでいるのか(笑)龍先生の絶好調時の作品が読みたくなります。 (すみません、これは龍先生に聞いた訳ではないので、先生は今も絶好調かもしれませんが・・・。しかし、先生の「私とボルボ」を読んだ時は、正直少し吹きました。先生どうしたん…

だから~、下心があった訳じゃないんですって~。(女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと/西原理恵子)

別に何か下心があって、本書を手に取った訳ではありません。あくまで、年頃の娘を持つ親として興味があった訳で・・・。(笑) 西原氏は自分に取っては結構イロモノなイメージな方です。したがって、本書もとんでもなくぶっ飛んだ作品かと思いきや、至って真…

心と心の触れ合いを描く透明な作品・・・・(リップヴァンウィンクルの花嫁/岩井 俊二)

リップヴァンウィンクルの花嫁 [Blu-ray] 「魔が差す」っていうのはこういうことなのかなぁ。ネタバレになるから、詳細は言いませんが、自分もこういう状態になったら抗いきれないかも・・・。だってとっても自然だし・・・。 著者の岩井俊二氏は小説家と云…

憧れの生活!・・・・(広く弱くつながって生きる/佐々木俊尚)

うーん、こんな風に生きられたらいいなぁ、と思うものの、それにはやっぱり、それなりに努力がいる訳で・・・なかなかどうして作者のようになるのは難しい気がします。著者はフリージャーナリストの世界ではそれなりに有名な方らしいのですが、やはり若い時…

流されちゃいけない。絶対に嫌だけど、自分だったらできる自信はありません・・・。(不死身の特攻兵 軍神は何故上官に反抗したか/鴻上 尚史) 

不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか (講談社現代新書) 何度も書いていますが、こういった作品を面白かったと言うのは本当に抵抗があります・・・。ただ、内容にグイグイ惹きつけられて、途中で止めるのが辛い一冊だった・・・とだけ申し上げておきま…

うげーぇ。往年の龍先生の作品は流石にグロい(笑)・・・オーディション/村上 龍

往年の龍先生が「俺はなんでも書けちゃうし、小説ならトレンドも作れちゃうぜ。」と思っていたかどうかは判りませんが、油が乗り切っていた時にお書きになった作品です。 先生は物書きとしては超一流ですが、映画では残念ながら、そうはなれずに赤字垂れ流し…

じんわりと温かい「ほっ」と、元気を貰える作品。こんな店に自分も行きたい。(東京すみっこごはん/成田 名璃子)

とっても、ほのぼのとした作品でした。作家の成田名璃子さんは、ライトノベルの登竜門である電撃大賞の受賞で有名になった方です。電撃大賞は賞金300万円、1994年から始まった比較的あたらしい賞で、今年で第26回目を迎えます。小説だけでなく、イラストと漫…

決して明るい内容ではありませんが、読了後、一筋の光が見えるような、そんな作品です。(蛇行する月/桜木 紫乃)

桜木紫乃女史は著名な直木賞作家なので、一度読んでみたいと思っていたのですが、何故か今までチャンスがありませんでした。 この人は不器用でも一生懸命生きている女性を本当にうまく切り取る人だなぁ、という印象を受けました。本作は高校の同級生のグルー…

凄く面白いけど、若干救いがないかも・・・・(クラインの壺/岡島 二人)

「岡嶋二人?」なんか面白い名前の著者だなぁ、と思っていましたが、今更ながら調べてみたところ、なんと!と言うか、やっぱり!と言うか、井上泉さんと徳山諄一さんというコンビのペンネームでした。 お二人は、残念ながら、1989年に本作「クラインの壺」を…

こんなことを常にやっている国アメリカ。日本が敵う訳ない(泣)・・・(理系の子/ジュディ・ダットン)

表紙に「高校生科学オリンピックの青春」と副題が書いてありますが、100%間違いではないものの、正確には「インテル入ってる!」の(古い!笑)インテル社がスポンサーをする「インテル国際学生科学技術フェア」に参加している子供達のお話です。 前から興…

え?そうなんだ・・・間違えて使っていた!そんなトリビアがたーくさん。・・・(言葉の常備薬/呉 智英)

言葉の常備薬 (双葉文庫) 「言葉の常備薬」と言う題名及び「呉智英」というなんとなくソフトな響きから、優しいお薬のような本を想像していたのですが・・・のっけから、産経新聞の○○という校閲部長のこういう日本語の使い方は間違っている!との厳しい~ご…

「どりこの」って何????・・・(伝説の「どりこの」/ 宮島英紀)

伝説の「どりこの」 一本の飲み物が日本人を熱狂させた 表紙って実は大切だったりします。 「どりこの」 これは昭和6年(西暦1931年)から19年頃に一世を風靡した飲み物だそうです。勿論、自分はこの飲み物の存在を知る世代ではないですが、この表紙と、奇妙…

一見とんでもなくエログロですが、壮大な愛の物語とも言えます・・・(日本のセックス/樋口 毅宏)

題名が凄いです・・・。 自分は他人に「何を読んでんの?」って思われてもあまり気にならない方なので、ブックカバーとかはつけない派なんですが、流石にこれは表紙をひっくり返しました(笑) この本を知ったのは、以下の本に紹介されていたからなんですが…

読んだ後に鳥肌が立ちました・・・(さよならドビュッシー/中山 七里)

さよならドビュッシー (宝島社文庫) 読んだ後に鳥肌が立ちました・・・。 とにかく凄い・・・。ミステリーとしても読ませるけど、音楽物としてもこの作品は唸らせます。巻末の解説で大森望という翻訳家・評論家の方が述べていらっしゃいますが、まさに、音楽…

戦慄の一作(怖)。人は全く救いがない・・・。(カリスマ/新堂冬樹)

正直、とんでもない圧力を感じる作品でした。かつて世界を震撼させた、オ○ム真理教にヒントを経て描かれた作品だと思います。 Wikiには作家の新堂冬樹氏のジャンルは「暗黒小説」と云う記載がありましたが、この作品はまさに暗黒小説と言うのにふさわしい内…

荒唐無稽の面白さ!兎に角、ハチャメチャです・・・・(国境/黒川 博行)

「北朝鮮で大暴れ」というキャッチに引っ掛かってしまいました。(笑) こりゃ結構なエンタメ小説ですね。とにかく主人公の一人である桑原というヤクザのキャラが凄い。またまた、時が経つのを忘れさせてくれる作品でした。 ただ万人に薦められる作品かと云…

想像をひたすら逞しくして読んで下さい!思ってもみなかった壮大な物語があなたを待っています!(シオンシステム/三島浩司)

GWですっかりブログ更新のペースが狂ってしまいました・・・。10日間なんて長すぎると思っていましたが、実際はそんなこともなく、まだまだ休めそうでしたし、休みたかった・・・。以降は年末の9連休を糧に、日々頑張ろうと思います・・・。(笑) すっかり…

いつも、映画と本ばかりではないのです・・・③(シェイクシャック)

本場よりずっと美味しい! 野菜のシャキシャキ感が半端ないです。(但し、値段はちょっと高めですね・・・。) 平日であれば、読書してもいいかなぁ・・・。休日はワサワサ感が凄いので無理かも・・・。http://www.shakeshack.jp/

爽快感があるかというと、うーん・・・・。(真夏の方程式/東野圭吾)

このガレリオシリーズは実写版では福山雅治氏が主人公の湯川学を演じていることもあり、ご存知の方も多いと思います。 著者の東野圭吾氏は、既に推理小説家?ミステリー作家?としては紛れもない第一人者だと思うのですが、自分はそこまでファンではないかな…

とってーも、意外な1冊 ・・・・(命売ります/三島 由紀夫)

三島由紀夫氏の作品は過去、随分読んだつもりでしたが、この作品の存在は知りませんでした。本作は、氏の生誕90年である2015年に、何故か突然売れ始め重版。なんと丸善や紀伊国屋で文庫週間ランキング1位になってしまったそうです。所謂「文豪の自分だけの“…

いつも映画と本ばかりではないのです。② (ロンハーマンカフェ/豊洲)

お腹が空いて、フラリと入ったら、RHCでした。ありゃ。(笑) いろんなお店で食べたいんだけど、どうも偏る。 ここはポテトが秀逸です! バンズはカリッと焼いてあり、パテは歯応えのある粗挽きです。 ゆっくり本なんかを読みながら過ごすのには、最高の雰囲…

度々「うるうる」できる、とっても元気になる1冊!(本日は、お日柄もよく/原田 マハ)

最近、ドキュメンタリーのような本ばかり読んでいたので、体が小説を(脳かな?笑)求めて、「本日は、お日柄もよく」を拝誦。 既に何人かの友人から良かったよ~。と勧められており、自身の読書リストに入れてあった本です。 いやー、泣いた、泣いた。電車…

やっぱり、そうなんだ・・・と妙に納得。(あなたのお子さんハタチを過ぎても「天才」ですか?/吉岡 徹治)

読み始めて、直ぐにこの本に1,300円+税は払えないなぁ。と思いましたが、(2時間程度で読み終えちゃうし)読み進むにつれ、中々いい事も言っているなぁ、と考えなおしました。 筆者は、石川遼など数々の著名プロゴルファーを育て、現在はアジアジュニアゴルフ…