人は常に善と悪の間で揺れ動く (スリービルボード)
極めて重い内容を扱っている割には、seriousになり過ぎずに鑑賞できる1本でした。
いろんなことがしがらんで、繋がって、そこで紡ぎ出される人間関係。
「どちらかと言うと悪人だけど、ふとした時に見せる優しさ。根は善人だけど、愛憎から生まれてしまうどうしようもない残忍さ。」そんな人間の多面性が凄くよく描かれていて、思わず唸りました。
ポール・ハギス監督のCrash(2004年公開/第78回アカデミー賞/作品賞)って映画にちょっと方向性が似てるような気がしました。
スカッと爽やか、暫しの現実逃避!みたいな作品ではないですが、たまにはこういう「ぐっ」と来るのものも見ないといけませんね。(笑)
http://imgsrc.dmm.com/videomarket/vm_pc/480x480/320/a320962.jpg?w=240