死の淵を覗くとこんな気持ちになるのか・・・(たけしの死ぬための生き方/ビートたけし)
相当古い話ですが、「ビートたけしが事故った後の手記が凄いよ。」と聞いたことがあり、先日、ブックオフをフラフラしていた時に、突然それがフラッシュバック。早速購入の運びになりました。
前半にくだんの手記があるのですが、流石に死の淵を覗いた直後に記しただけあって、迫力が半端じゃないです。ただただ、圧倒されます。言葉は適切じゃないかもしれませんが、鬼気迫るとでも言うのでしょうか・・・?
後半はいつものたけし節になります。言ってることはもっともですし、いちいち納得してしまいます。ただ言うのは誰にでもできるんですよねぇ・・・。人望も資力も実力もある所謂カリスマには実際に動いて欲しいと思うのは僕だけでしょうか?
でもたけしさんに言ったら、「何言ってんの、おいら漫才師だよ。」って一笑に付されそうですよね・・・。(笑)
まぁ、言ってるだけじゃなく、こうやって本出して、公に文章で残しているだけでも、凄いっちゃ凄いんですけどね・・・。
本は絶版になっているようですが、キンドル、マーケットプレイスで入手可能です。
たけしの死ぬための生き方 (新潮文庫)
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