誰か映画にしてくれませんかね~(ガダラの豚/中島らも)
ずっと前から読みたかった故中島らも氏の「ガダラの豚」(全三巻)
中島らも氏といえばやっぱり朝日新聞に連載されていた「明るい悩み相談室」です。
本当にいい加減で、「え??こんな返答、天下の朝日新聞が掲載していいの?」と言う内容で衝撃を受けたのをよく覚えています。
自分の氏のイメージは天才ゆえに世の中に適応できず斜に構えた人・・・。
アル中と躁鬱で52歳で夭逝した一種伝説の方です。
で、この小説は?というと、所謂「徹夜小説」と言われるだけあって本当に面白いです。ぐいぐい読み進めるし、一旦読み始めると先の展開が気になってしょうがなくなります。
が!?、氏のキャラ同様、真面目なんだか不真面目なんだかさっぱり判らなくなる部分が所々でてきます(笑)。恐らく、1巻は相当に真面目に、2巻はちょっと惰性で、3巻は相当におふざけしました、という感じでお書きになったんではないか?と自分は考えています。
映画化したら間違いなく面白いと思います。勿論、日本映画じゃなく、ハリウッド映画に仕立てたら結構凄いサスペンスSFの大作になるのは間違いないと思うのですが・・・(笑)
ガダラの豚 1 (集英社文庫) | ||||
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ガダラの豚 2 (集英社文庫) | ||||
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ガダラの豚 3 (集英社文庫) | ||||
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