徹夜本と映画で現実逃避!

現実逃避して、しばし嫌な事忘れましょ!

これから読む人が羨ましい・・・。(ジェノサイド/高野和明)

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何ですか?この本?

全く期待していませんでしたが、「すげー、面白かった!」です。

まるで映画を見ているような感覚で、会社への往復が至福の時でしたー。 

歴史観とか一部の必要以上に細かい説明とか、多少批判はあるみたいですが、それを割り引いても大変に読み応えのある一冊でした。

が、筆者の経歴を見て納得!超がつく映画少年だったんですね。どうりでこういう、そのまま映画の原作になりそうな作品な訳です・・・。

昔、氏の「13階段」という作品を読んだ際に、感動させるミステリーって面白い分野だなぁと思い「グレイブディッガー」を読むも、全く毛色の異なる作品で面食らった記憶があります。

で、この「ジェノサイド」。これは完全なSFと言っていいのでしょうかねぇ?ミステリー?サスペンス?仕立てのSFという言い方の方が的確なのでしょうか?

恐らく、高野和明氏という人は変幻自在に純粋にエンターテイメント的題材を選ぶ方なんでしょうね。

今後、自分の中で注目の作家になりました。

これから本作を読む人が羨ましいです!

いいなぁ。(笑) 

ジェノサイド 上 (角川文庫)

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