後に自分が全く同じ状況に陥ることなどこの時は知る由もありませんでした、ってやつです・・・。(釣りバカ日誌19ようこそ!鈴村建設御一行様)
この映画を見た時は、申し訳ありませんが、気持ちが判らなかったので、本当に腹を抱えて笑ってしまいました・・・。
自分はしがない会社員ですが、一応毎年健康診断が会社で実施はされています。しかしながら、労働安全法で実施が義務付けられているからやっているもので、よく言われるように、気休め程度ですし、胃部レントゲンも被曝量が馬鹿にならないと云うことなので、この度、歳も歳ですので、自費で胃・大腸内視鏡検査に行って来ました。
残念ながら行ってすぐにはできないようなので、日程を予約。以下のキットを渡されました。
①ピコルスファート:下剤?「目には入れないこと」と書いてあります。「流石に下剤は眼には挿さないだろう・・・」と思いましたが、これも「医療事故を防止するための医薬品の表示事項及び. 販売名の取り扱いについて」という厚生労働省(当時厚生省)のガイドライン?ゆえのようです。
②プリンぺラン:嘔吐を抑える薬?
③ガスコン80:ガスを出しやすくする薬?
④マグコロール:これも下剤?
これと同時に以下の注意書きを渡されました。(一部写真として不適切と思われるものがありますので、ご注意下さい。)
前日は8時までに夕食を取り、遅くとも9時までに①を200mlの水に溶かして飲め、とのことなので、指示通りに。翌日は6時からお腹の中を空にしなければならないので、早めの就寝。
①の下剤の影響か翌朝5時ごろに腹痛で目覚め、トイレに駆け込む。2度寝するも、再度腹痛で起きる。
6時から、②③を服用し、1.8Lの水を入れて、④の作成に取り掛かる。
先程、②③を服用した時に200ml程既に水を飲んでいるので、なんと計2Lを頑張って飲まないとなりません・・・。(ひえ~)大きめのコップ約10杯分です。これを約2時間から遅い人は3時間程度掛けて、飲む⇒トイレ⇒飲む⇒トイレ⇒飲む⇒トイレ⇒飲む⇒トイレ⇒飲む⇒トイレ⇒飲む⇒トイレ⇒飲む⇒トイレ⇒飲む⇒トイレ⇒飲む⇒トイレ⇒トイレ⇒トイレ⇒トイレ⇒トイレとひたすら繰り返します。
永遠に終わらないのか?と冷や汗が出てくる頃にやっと、最終形らしき状態に到達。平日だと、家の人々の朝の準備とバッティングしてとっても悲惨なことになりそうなので、できれば皆さんの余裕のある休日をお勧めします・・・(笑)。
←2時間半掛けてやっと飲み終えました・・・。
自分は過去に、これを病院(別の病院です)でやったこともあるのですが、毎回自分が出したものを、看護婦さんを呼んで確認して貰わなければならず「まだまだ!」とか「全然駄目!」など半分罵倒された記憶があり、若干それがトラウマになってしまったゆえ、今回自宅でゆっくりテレビや本を見ながら自分のペースでできたのはとてもよかったと思います。
調度出かける前に、病院から電話が入り、現在の状況とトイレの回数を聞かれ、その後出発。空腹でお腹がグウグウなる上、いつモヨオスか(すみません・・・)判らないので、慎重に尚且つ繊細に歩きながら病院へ向かいます。(タクシーで行くことも考えましたが、有事の際に大変なことになっても困るので、個人的には歩き+電車で行った方が安全だと思います。笑)
予約の時間前に病院に到着。お尻が割れた紙パンツに着替え、(最近の中国の状況は判りませんが一昔前に中国によくいた子供のパンツをイメージして下さい。)
←これこれ!
点滴を実施、(空腹だから?という説明でしたが、理由はよく判りません・・・)処置台へ。そのまま、点滴液が外され鎮静剤を投与、後は夢の中で気が着いたら、「〇〇さん、先生から説明があります。」と起こされ、先生のところへ。
写真を見せられながら、ピロリ菌は大丈夫。ポリープがあったので処置して病理組織検査する、(げ?ちょっと心配・・・。)また〇〇日に結果聞きに来て、というような説明をされ、看護婦さんより、以下の注意紙と写真入りの診断書を渡されて終了。(「というような」というのは、正直まだ恐らく鎮静剤の影響か?少々意識朦朧で100%記憶が定かでないので、そういう書き方をしています。通常の状態であれば、もっと聞きたいことがあったんですが・・・泣)
今回、眠ったまま検査をする方法を取ったのは、以前、喉の麻酔だけで胃カメラを呑んだ際にあまりにも苦しくて、以降この方法を取っているのですが、(だから今は浜ちゃんの気持ちがよーく判ります・・・。)病院やその日の本人の体調によって、鎮静剤の効き方は千差万別のようです。2年前は当時通院していた別の病院で実施してもらったのですが、その時はずーっと、「ぼーっ」としていたような感じで眠ることはありませんでした。(それでも全然辛くはありませんでしたが・・・。)
喉の麻酔だけで全然辛くない人もいるようですので、(最近は更に楽な鼻からもできる方法があるようです。)その人次第かもしれませんが、自分は本当にその時は映画の浜ちゃんのような状況でした・・・。胃カメラを浜ちゃんが呑むシーンは兎に角、腹を抱えて笑ってしまった記憶がありますが、自分が後に全く同じ状況に陥ることなどこの時は知る由もありませんでした、ってやつです・・・。
(今ならAMAZONプライムで課金なしで見れます。今回あらためて見てみましたが、苦しさを知っている筈なのですが、申し訳ないことにやはり大笑いしてしまいました・・・本当にごめんなさい。)
なかなかこのご時世難しいことですが、精神も、肉体も家族の為、自分の為、健康第一と行きたいですよね・・・。
何もないといいなぁ。
それにしても、バリウムを出す苦労がないのは、本当に楽~!