モヤモヤして考えがまとまらない・・・(これからを稼ごう/堀江貴文)
先輩から勧められた本の2冊目です。
勉強にはなるし、目から鱗の示唆が沢山あるんですが、まだまだ自分が知識不足ということもあり、なんだか、モヤモヤして遠い世界に感じました。(それじゃ、ダメなんですが 笑)
これだけ会社人生に漬ってしまうと、そうそう考え方変えられません。でも変えないと乗り遅れるってことも判ります。うーん、悩みますね。別に乗り遅れてもいいじゃん?なんて悪魔の囁きも聞こえますし・・・(笑)
昔なら、悩むならやれ!だと思うのですが、ホリエモンには「やらない意味が判らない。」って怒られそうです。
以下ほーんとによく判ってはいるんですが、あらためて「うーん」と考えさせられた箇所の一部です。狩猟生活の話はちょっと自分は眉唾もんだと思いましたが・・・。
・新しい動きが現れた時、大企業が駄目なところ
サラリーマンの人事評価は基本的には減点主義。よって、失敗=評価ダウン。事業化に成功するようなことがあってもキャピタルゲイン無し、給料が多少アップする可能性のみ。そんなモチベーションなので、上司が納得する範囲で、無理なく、失敗がないよう、やっているアリバイのみを作るサラリーマンが、自己の地位を脅かすようなリスクを取る理由はない。現代社会の抱えている問題点は、まさにそこ。巨大なエスタブリッシュメント組織と、そこに属している人は、どうしても既得権を守る方向に力が働く。
仕事や機会を奪うのは、テクノロジーではなく、人々が勝手に作り出した幻想がそう思わせるだけ。テクノロジーは人間から何かを奪ったりしない。お金も仕事も、奪うのは人間の思考。お金はもう既に有り余っており、人々が働く必要は急速に消滅しつつある。テクノロジーはその真実を明らかにしているだけ。
・ロボットと人間の違い
人間はロボットにはできず、人間だけができることをしないといけない筈。それが何か?というと、遊び。
・人間の本来のモチベーション
狩猟生活をしていた頃、人々は喜び勇んで、狩りに行っていた筈。しかしながら農耕生活を始めたことで、生きる為に、嫌でも畑を耕さなければならなくなった。
本当に知識を自分の血肉にするには、こういう本こそ、擦り切れるまで繰り返し読まないといけないんだと思いますが、こういう本は現実逃避できずに、ますます現実と向き合うことになるので、自分自身は正直そこまで好きではないです・・・。ただし、面白い本を探す時は、時として対極を知ることも大切だったりします、と言い訳をしておきますね。(笑)
これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話 [ 堀江貴文 ]
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