想像が追いつきません・・・。とんでもない作品です。(ハイペリオン/ダン・シモンズ)
これも相当前から気になっていた本です。
凄いです。自分は読書時、極力情景をイメージしてその作品に入り込んで行くのですが、本作は正直苦労したというか、全く想像が追いつかなくて、ホトホト困りました・・・(泣) 兎に角、作者の世界観が凄すぎる・・・全く情景が想像できない、手も足も出ない「書物」と当たるのは初めての経験かもしれません・・・。
これは、現代を代表する、壮大な叙事詩と言ってもいいかと・・・・。
この作品には、ターミネーター、スターウォーズ、スタートレック等、ありとあらゆるSF物の断片が詰まっていると言っても過言ではないと思います。(後少しのお色気と・・・笑)
夢中になってページをめくり続けて残り3分の1程度になった時、一体どうやって、この壮大な展開を終わらせるのか?ということがやたらに気になり始めました。
で、残り50ページ、30ページ、10ページ・・・。
「???」
途中で終わってる!!!上下巻で終わりでない???!!!
「え、まじ?」と正直叫んでしまいました。なんと全8巻(4シリーズ)の2冊が終わっただけでした・・・(泣)だったら題名一緒にしとけよ!と思うも後の祭り。今後粛々と残りのシリーズを読み耽ることとしたいと思います。
ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) | ||||
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