羽田圭介ってどんな作品書くのかな?(スクラップ・アンド・ビルド)
羽田圭介氏、文化人の筈なのですが、半分弄られキャラっぽい感じで最近よくテレビで見かけます。
いったい、この人はどんな小説書くのかな?と興味を持って遅ればせながら「スクラップ・アンド・ビルド」。
「要介護老人と無職の孫との息詰まる攻防戦」なんて帯には書いてありますが、肉親という異常に強い絆で結ばれる故に却ってぶつけどころがない?持って行きどころがない?被介護者の怒り?わだかまり?をまるで「健全なる精神は健全なる身体に宿る」と云う詭弁を地で行くような肉体的にも若い主人公の気持ちと静かに対比させて内情を丁寧に描いた作品?とでも言えばいいのでしょうか?(なんのこっちゃ??笑)
芥川賞受賞作品ということでエンタメ性は皆無ですが、自己心情的には話題性には興味あり、内容的には興味無しってところでしょうか。(笑)
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