この時代はもうそこまで来ているのではないでしょうか?・・・(ブレードランナー2049)
前作の公開が1982年ですので、実に36年ぶりの続編です・・・。前作の筋はおぼろげにしか覚えていませんでしたが、やはり物悲しいidentityものという部分は変わっていませんでした・・・。内容及び出来は全く悪くないですが、前作があって今作が初めて理解できる部分もあるので、前作を知らない今の世代が見たら少々理解に苦しむと言うか、期待外れかもしれないですね・・・。(前作はメインがアクションという側面もありましたが、今作は、アクションよりも内面部分がフォーカスされていますし・・・。)
原作の『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』は紛れもない名作ですし、(なんと、これは1968年刊行!)近未来を予想というか予言している書として、今後、この映画と共に更にクローズアップされていくのではないでしょうか?
主演のライアン・ゴスリングはラ・ラ・ランドと今作と、「切なさ」を演じさせたら、随一の俳優になりましたね。と言うか、だと思います。(笑)