二人の美しいスパイの物語・・・(マリアンヌ)
本当に良くできた話で、綺麗にまとまっています。流石ゼメキス監督です。
ブラピ&マリオン・コティヤール主演です。(マリオンは「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜」という映画で一世を風靡しましたが、自分は、リュック・ベンソンのTAXIでの主人公の恋人役やダークナイト・ライジングの悪役を演じる彼女の方が好きです。)
第二次大戦で大きな作戦を遂行する二人のスパイの物語なのですが、ブラピとマリオン、二人とも雰囲気があって本当に美しい映画になっています。
彼らは、最初はあくまで任務遂行の手段と割り切り、よそよそしいものの、徐々に打ち解け、愛し合うようになります。スパイ同士が愛し合うと、その先には不幸しかないというのが、お話の世界の鉄則ですが、なんだかこの話はそれとは異なる方向に進みます。あれれ?と視聴者が思い出した時に、それは突然二人を襲います・・・。
前述の通り、映像も、二人も、お話も美しく、かつ、手に汗を握るシーンも多々あり、最後に「あ!」と言わせる展開も凄くいいのですが・・・自分はこういう結末はあまり好きじゃないです。(笑)だって、入り込んでいるだけに、なんか辛いです。
但し、それでも、やっぱり一見の価値はありますね。
是非見て頂きたい1本です。