徹夜本と映画で現実逃避!

現実逃避して、しばし嫌な事忘れましょ!

CIAの女性分析官が、ビン・ラーディンを追いつめて行きます。手に汗握る一本・・・(ゼロ・ダーク・サーティ)

ゼロ・ダーク・サーティ (字幕版)

ゼロ・ダーク・サーティ (字幕版)

2011年にアメリカによって実行された、ウサマ・ビン・ラーディン暗殺ミッションのお話。

自分はこれは実話だと思っていたのですが、実話を元に作られたフィクションだそうです。(ですよね・・・そんな極秘作戦を終わったからと言ってアメリカが詳細まで公開する訳はないですし・・・。)

超話題作なのにもかかわらず今まで見なかったのは、何故か気が進まなかったからなのですが、今回FIRE HDにDLして飛行機の乗り継ぎ時間に視聴。どんどん引き込まれ、もっと早く見ればよかったなぁ、とちょっと後悔・・・(笑) 

CIAの女性分析官であるマヤは、パキスタン支局に配属され、長らく行方を眩ませているビン・ラーディンを実際の現場で追うことに。紆余曲折の上、ビン・ラーディンの側近と言われる人間の名前を掴むも、情報の真偽も不明、既に死亡したという話もあり、追跡は暗礁に。そんな中、偽情報を掴まされた同僚が自爆テロの標的になり死亡。追跡作戦の中止も危惧される中、マヤは決して諦めることなく情報を収取、遂にビン・ラーディンが潜んでいる可能性がある隠れ家を探し当てます。確信するマヤ。マヤの命懸けとも言える説得に漸く折れた上層部は奇襲作戦を決行します。ビン・ラーディンは本当にそこにいるのか?奇襲作戦の行方は?マヤはその時どう動くのか?

 挫折を繰り返しながら、ビンラーディンを死にもの狂いで追いつめて行くマヤの描写は見事で、まさに手に汗を握る映画だと思いますが、その部分と事が終わった後の虚無感のようなものが何を訴えているのか、自分にはハッキリとは判りませんでした。

以下のようなアメリカの当時の報道を見ていると、本当にあの事件はアメリカにとっては戦争で、結局、この映画は9.11の直接の被害者と当事者である米国にしか真には理解しえない作品なのかもしれないなぁ、と思った次第です。


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