徹夜本と映画で現実逃避!

現実逃避して、しばし嫌な事忘れましょ!

意外に面白い。でも映画はノリさんの為の映画ですね・・・(いぬやしき/奥 浩哉)

いぬやしき

いぬやしき

正直、「何?犬屋敷って???」って思っていました。

amazonでふらふら中、犬好きも手伝って、全く事前知識なく題名のみで、漫画を読み始めたのですが「あれ?あれれれれ?」
まぁ、絵が綺麗なので、(作者は、GANTZという漫画を描いていた奥浩哉という方だそうです。)そのまま、勢いで全巻読んでしまいました。で、ついでに映画も鑑賞・・・。
結局、最後まで漫画読んじゃうし、映画も見ちゃう位だから、自分なりには面白かったんでしょうね・・・(笑)

メンインブラック、ロボコップアルマゲドンをそれぞれごっちゃにしたような内容でした。(笑)

犬屋敷壱郎(題名はこの主人公の名前でした!)は飼い犬にしか相手にされない、見てくれも中身も全く冴えない駄目駄目老け顔サラリーマン。漸く購入した一戸建ても、全く家族に感謝されることなく、更に悪いことに胃ガンで余命3か月との宣告。イジイジ悩んでいるうちに公園でとある宇宙人が起こした事故で命を落とすことに・・・。

事故を隠ぺいしたい宇宙人は犬屋敷に、しょうがなく、持ち合わせていた戦闘機械の体を与え、蘇生。犬屋敷は自身の体の変化に戸惑い悩みつつも、何か意味があると考え、超人的な能力を使って人助けをしようと決心する。

一方世間は、謎の殺人鬼に悩まされており、警察もなす術がなくただ手をこまねいているのみ。そんな時に犬屋敷は偶然、その殺人鬼が、実は少年で、自身と同じタイプの戦闘機械ということを知る。

世の中を守ろうとする犬屋敷と大量殺りくを起こそうとするその殺人鬼の壮絶な戦いの火ぶたが切られます。

東京はどうなってしまうのか?犬屋敷と殺人鬼はどうなるのか??

日本のSFXもここまで来たか~といった裏に、機械の体に悩む、対照的な二人の心理なども語られ、ただのドンパチものだけではない気がしました。

映画の方は、主演の木梨憲武さんが光る、憲武さんの為の作品だと思います。その位ノリさんが熱演していました。やはり、この人は天才肌ですね・・・。映画は原作全部はカバーしていなかったので、2作目がいつかできるのですかね???