ザッカリー氏のおっさん度が凄い(笑)・・・「シャザム!」
正直「シャザム!」なんてヒーローは今まで聞いたことがなかったし、主演がザッカリー・リーヴァイ? 歌でも歌っちゃうのかなぁ? と思ってそこまでの期待は無し。(すみません 笑)ちなみにザッカリー氏はディズニー作品の「塔の上のラプンツェル」の相手役のフリンライダーの声優で、“I see the light”という歌で結構有名です・・・↓2分ごろから出て来ます!
Mandy Moore & Zachary Levi (Ost.Tangled/Rapunzel) - I See The Light
ザッカリー氏はあまり強い印象はないですが、マイティ・ソーにも過去出演していて、マーベル→DCと、ウイリアム・デフォー(スパイダーマン→アクアマン)と同パターンの移動歴ですねー。
調べてみたところ「シャザム!」の誕生はなんと1940年。しかも最初の名前はキャプテン・マーベルで(あのキャプテン・マーベルと一緒??)他コミックから出版されていたようです。子供が変身するということで結構な人気があったものの、逆にそれが仇になって、スーパーマンとコンセプトが似ているとDCに訴えられて一旦表舞台から消滅。その後DC自身が「シャザム!」の版権を買い上げて、紆余曲折の上、現在の形になったとのこと。したがって、今はスーパーマンとシャザムは盟友です。(ヒーローの世界もやっぱり、金次第!笑)
本作は「見た目はオトナ、中身はコドモ」という宣伝文句なのですが、ザッカリー氏、本当に相当オッサン臭いです。 笑(現在39歳)
で、どんな話かと云うと・・・。
魔術師シャザムは長年、魔物を封印していたが、徐々に年を取り力が衰え、後継者を探す必要が・・・。しかしながら候補者は、皆、魔物からの誘惑に負け、中々適切な人材を見つけられない。
魔物からの誘惑に負けた1人である、サデウス少年は既に博士となり、再度後継者に選ばれるべく、シャザムを長年探していた。遂に発見するも、魔物の封印を解いてしまい、逆に魔物の力を得る事に・・・。そして悪行三昧。
一方孤児のビリーは、今日もはぐれた母親を探して、孤児院を脱走。匙を投げた担当者は孤児が既に5名もいる大家族の里親を世話する。にも拘わらず、全く馴染めないビリー。が、ある時見かねて、孤児の一人であるフレディをいじめっ子から救うことに。その途中に、突然シャザムに召集され、意に反して後継者となる。
いきなり、スーパーパワーを持ったおっさんとなったビリー。ただし、中身は子供のまま。それゆえ、力の使い方が判らず、その力を無駄に使い始める・・・。
シャザムの後継者が誕生したことを知ったサデウス博士は、その力を得るべく、ビリーを攻撃、他の孤児を誘拐して脅迫する。
ビリーは一体どうなるのか?他の孤児を救う事はできるのか?
冒頭で期待はしていない、と申しましたが、テンポよく、「素直に楽しい映画だなぁ。」と思いました。主人公は多少ウザったい感じですが、(笑)最後はとっても、温かい気持ちになる作品です。次作はできるのでしょうかねぇ???
これから映画を見る方は、どうぞ、最後の最後までご覧ください!