徹夜本と映画で現実逃避!

現実逃避して、しばし嫌な事忘れましょ!

大女優、高畑充希の高畑充希による高畑充希ための映画です。(DESTINY 鎌倉ものがたり)

DESTINY 鎌倉ものがたり

DESTINY 鎌倉ものがたり

正直あまり興味はなかったのですが、「泣けるよ~。」と聞いたので、ちょっと覗いて見るかぁ程度の感覚で鑑賞しました。

いやー、全編ほのぼのとしたユーモアに包まれて思った以上に良い作品でした。『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴氏が監督をしているので映像も非常に美しいです。

主演は、堺雅人高畑充希の二人。勿論、堺雅人もいいんですが、本作は高畑充希高畑充希による高畑充希ための映画ですね・・・。完全に堺雅人を喰っちゃっています。(笑)

そもそも、この高畑充希という女優さんは本当に不思議な方です。全然美人じゃないと思うのですが、(ファンの方ごめんなさい)雰囲気で物凄く可愛く見える・・・。近くに寄れないようなキレッキレッの美人ではないのですが、「なんか、いいね。」と思ってしまう。くるくると変わる表情や、よく笑って、よく泣いて、男子に壁を作らせない。でも来るときはぐっと正面から攻めて来る・・・。彼女は男子自身がどんなスペックだろうと、その格差を感じさせず、(男ってバカだから、なんだかんだ、勝手につり合いとか気にしますよね・・・。女子はそんなこと考えていないのに・・・哀)一見彼色に染まりそうだけど、気付くと心地よく男子の方が転がされている、そんな女性な気がします・・・。(勝手な想像です、またまた、すみません。)

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ところで、男性ってそういう人いますかね・・・。なかなかいない気がします。強いて云うならニコラス・ケージ?彼は全然ハンサムではないですが、2枚目でも、3枚目でも演じられる稀有な俳優ではないでしょうか?ジェラール・ドパルデューは云い過ぎかな?ペネロペの旦那である、ハビエル・バルデムはどうでしょうか?二人とも色気ありすぎだから、少し違うかぁ。

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閑話休題

推理小説家の一色正和と亜紀子はちょっと年の離れた新婚ホヤホヤカップル。正和が従来から住んでいた鎌倉で暮らし始めます。鎌倉は実は知る人ぞ知る、人と魔物が共存する町でした。日々びっくりするようなことが起きますが、至って楽しく暮らす二人・・・そんな時に魔物に気に入られた亜紀子は魂を抜かれ、体を他人に取られ突然幽霊になってしまいます。自身も決死の覚悟で幽体離脱し黄泉の国まで亜紀子を取り戻しに行く正和・・・。二人の行く末は・・・。

もう高畑充希がひたすら泣かせます・・・。何度も言うけど、やっぱり彼女は凄い・・・。

そうそう、彼女は歌もとっても上手でアルバムもリリースしていますね。PLAY LISTというアルバムを聞いてみましたが、100%玄人ですね・・・笑

彼女は既に完成した女優だと思いますが、まだ28歳、将来どんな女優さんになって行くのでしょうかね・・・。 

PLAY LIST

PLAY LIST

 

 

想像をひたすら逞しくして読んで下さい!思ってもみなかった壮大な物語があなたを待っています!(シオンシステム/三島浩司)

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GWですっかりブログ更新のペースが狂ってしまいました・・・。10日間なんて長すぎると思っていましたが、実際はそんなこともなく、まだまだ休めそうでしたし、休みたかった・・・。以降は年末の9連休を糧に、日々頑張ろうと思います・・・。(笑)

すっかり読むのに時間が掛かってしまいました。

なんでこんなに時間が掛かってしまったかというと、正直導入部分が難しくて、なかなか入り込めない・・・。そもそも、この三島浩司氏と言う作家は以下のインタヴューで自身も述べているように、あまり細かく説明しないというか、読者に委ねる?挑戦している?ような部分があって、相当集中して読まないと、置いて行かれてしまいます・・・(笑)

http://prologuewave.com/archives/1715

三島「あー!(大笑)分かった、高槻さん、分かった!何か感動しました(笑)そうそう、それそれ。みんなが問題にしていることなんだ。SF Prologue Waveにエッセイ書いた時も片理誠さん(副編集長)に『三島さんの文章は飛躍が大きい』って言われたんですよ。中間部分がない、と。そこね、半分反省しているんです。東京の漫才師でナイツっているじゃないですか。僕、ああいう飛躍のない漫才って嫌いなんです。実は僕、笑いには結構うるさくて。笑いの真髄というのは飛躍だと思うんです。ボケとツッコミの間に飛躍があると、その飛躍の意味が分かった時にエクスタシーが上乗せされるんです。中間部分の飛躍を自分で解くのが大好きなんですね。それが文体に出ちゃうんですよ。この中間部分の飛躍をわかってほしい、わかった時のエクスタシーを感じてほしい、という感じでね。たぶん、そこを分からない、と言われてしまうんだと思う。これがね、三島浩司らしさなんだけど、分からないので面白くない、という評価につながるんだと思う。でもいつかわかってほしいという思いはありますよ。だってこの中間部分を全部埋めたとして面白いですかね?」

内容は、日本最古のSFとよく言われる、竹取物語かぐや姫)を新解釈したものとでも言えばいいのでしょうか?ただし読んでいる方としては、途中まで竹取物語の「た」の文字も出てこないので、突然「竹取物語」が取り上げられた時は、それが本作のメインテーマだと認識できずに、少々面食らいました・・・(笑)。だって、最初はレース鳩と記憶を失った少年の話かと思いきや、それが鳩の寄生虫から進化させた寄生虫治療の話になって、最終的には宇宙旅行まで繋がっちゃうんです。その間に、政治と医師会と官僚達のくんずほぐれつのやりあいがあったり、謎の怪物が襲ってきたり、もう盛り沢山!

と、こう書いてしまうと、なんだか取り留めのない与太話に思えてしまうかもしれませんが、大丈夫です!!

本書は最初の部分を乗り切り、若干医学的?物理的?部分は感覚的に、そして竹取物語がベースになっている?ということを最初から多少意識して読め進められれば、最後に「そういうことだったのか!!!!」と全てのピースが嵌った時には感動さえ覚える徹夜本かと・・・。

ハリウッドで映画化されませんかねぇ。その場合は常和峰は福士蒼汰、ハルカはアマンダ・サイフレッドあたりでしょうか?新海英知はやっぱり、ミッツ・マングローブかな?(笑)それと、最近この手のハリウッド映画には忘れちゃいけない真田広之氏は誰の役がいいでしょうかね?土門大関?細江義臣?左右田栄達?

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三島氏はなんで、この題名を「新竹取物語」ってしなかったのですかね?ってここまで書いてふと思いましたが、昔「竹取物語」って映画在りましたね・・・。シカゴの元ヴォーカルだった、ピーターセテラの歌った主題歌が大ヒットしたんでしたよねぇ・・・。この作品のテーマ・ソングにもピッタリかも。(笑)

https://www.youtube.com/watch?v=l380OfifNd8

 

長い夢が終わりました・・・。(アべンジャーズ/エンドゲーム)

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長い夢が終わりました・・・。 

遂に見終わってしまいました、アベンジャーズ/エンドゲーム。本日、11年間の物語が自分の中で終止符を打った訳です・・・。

うーん、なんか始まりから、少々妙な始まり方で若干の違和感?(BGMの歌詞自身が内容とかなりリンクしていて効果的に使われているようなのですが、この曲を知っている世代は殆ど観客にはいない気が・・・。ちなみにオープニングはトラフィックというグループの「Dear Mr. Fantasy」(1967)だそうです。自分はなんでカントリーミュージック?で始まるの?と思ってしまった位です・・・笑。エンディングも1940年代の曲、ハリー・ジェイムス&キティ・カレンの「イッツ・ビーン・ア・ロング・ロング・タイム」だし・・・。ただし、この曲はキャプテン・アメリカでも以前使われていましたね・・・ノスタルジック溢れる1曲です。)

で、前半は期待に大きく反して、特に大きく盛り上がることもなく、「えー?」というシーンもあり、なんだか実に静かに進みます。冗長?(笑)

が、最後の3分の1でいつもの盛り上がりが一気にやって来ます!ここは、「おー、おおお!」と思わず叫びそうになるくらいの「待ってました!」状態。「よしゃ~!やっちまえ!」と手に汗を握り、息をするのを忘れる位に見入ってしまいました。出演者が多いので、それぞれの戦闘シーンがなかなかじっくりと楽しめないという多少の不満はありますが、そんなことを言っては罰があたります・・・。(笑)

流石に最終章なので最後は主なヒーロー達(トニー、ソー、キャプテンアメリカ)のこれからが時間を掛けて丁寧に描かれているのが非常に印象的でした・・・。

自分的には、ハードルを上げ過ぎていたので、「もっと面白く、もっとエキサイティングにできたんじゃない???」と多少思う所はありましたが、11年の終止符を打つには、これ以上のエンディングは無かったのではないでしょうか・・・。

トニーの元秘書で奥さん役のグウィネス・パルトローは私生活では相当逝っちゃってる人!(笑)な印象なのですが、この作品では結構素敵な、とても共感できる役を演じています・・・。

http://japaのn.techinsight.jp/2013/04/momo-most-hated-gwyneth-2013.html

http://english22catkat22.blog.jp/archives/1073014471.html

そのうちまた全部見直して、いろいろと発見したいシリーズです。 

あ、キャプテン・マーベルはやっぱり強い!イメチェンもなかなかいい感じでした・・・。(笑)

frikandel.hatenablog.com