徹夜本と映画で現実逃避!

現実逃避して、しばし嫌な事忘れましょ!

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

福井 晴敏氏は今何処に?(亡国のイージス&終戦のローレライ/福井 晴敏)

最近、著者の消息をとんと聞きませんが、何をなさっているのでしょうか・・・? やはり、あれだけの大長編力作を2作も書き上げてしまったから力尽きて暫くお休みなさっているのでしょうか?でもちょっと長いですよね・・・・。 その大長編力作とは上記「亡…

バンブルビーを一足お先に鑑賞してきました!検証してみたら、トランスフォーマーは究極の女子映画でした!

自分に取ってトランスフォーマーシリーズは必ず見てしまう映画のひとつですが、映像の凄さはさておき、年々駄作になっている気がしないでもありません・・・まぁ、何があっても見続けてしまう作品ではありますが・・・。(笑) この映画の特徴は「トランスフ…

ライトノベルの草分けである、所謂「電撃文庫」の礎を創った作品です。(ブギーポップは笑わない/上遠野 浩平)

世界観が凄すぎて、正直自分も100%理解できているとは言えない作品なのですが、それでも面白いです・・・。「青春SFファンタジー?」とでも言えばいいのでしょうか? 本作は、その筋では有名な作品です。(wikiによると「ブギーポップ以降・ブギーポップ以…

半狂乱のジェニファー・ガーナーが大暴れ!(ペッパーミント)

ギャングに夫と子供を殺害された妻がバキバキに鍛えて復讐を果たす作品です。とこれだけ書くと全く救いが無い映画に聞こえますが・・・。 主役はベン・アフレックの元妻としても有名なジェニファー・ガーナーが務めています。 ジェニファー・ガーナーは、「…

後期高齢者の老人達が世直しに立ち上がります。龍節炸裂!(オールド・テロリスト/村上 龍)

昔、『限りなく透明に近いブルー』*を読んで、衝撃を受け、崇拝していた龍先生の作品です。『希望の国のエクソダス』の続編で今回は後期高齢者の老人達が世直しに立ち上がるというお話。 龍節炸裂の作品で、一気に読めるのですが、龍先生も昔に比べてキレが…

ベッキー・G!何故あなたに気付けなったのでしょうか?猛省しております・・・(A-X-L)

AXL | Official Trailer [HD] | Global Road Entertainment - YouTube 殺人マシンとして開発された軍用犬型ロボットと心を通わせる少年のお話です。 所謂よくあるローテーンエイジャー用の映画で、夏休みに家族で?男友達同士で?プラトニックな中学生位のカ…

偉い人は皆、なんらかの形でつながっている・・・。(日本の地方財閥30家/菊地 浩之)

特に心を動かされたりする内容ではないのですが、トリビアという意味ではこれほど面白い書籍はありません。 意外な家と家が繋がっていたり、その会社の名前の由来、戦後の財閥解体をどのようにして乗り切って生き残ったのか?そんな事が、筆者の綿密な調査に…

珍しく主役です・・・・(セルフ/レス 覚醒した記憶)

自分の中では、ライアン・レイノルズは実力もあるし、名前も売れているのに、何故か端役ばかり演じる俳優*です・・・。マゾヒストなのでしょうかね?(笑) 正直「Definitely, Maybe」位しか、”良かったなぁ。”という役は思い浮かびません。「TED」は謎なカ…

チープな背景設定な上、チープな構成。途中で筋も見えるけど、それでも号泣・・・(君の膵臓をたべたい/住野 よる)

過去にこんなことがあったら、人生絶対立ち直れないですよね。 若い時にした、なんとなく捉えどころのない、ふわっとした恋愛は、年を経るにつれて、美化され、色鮮やかに、どんどん甘みを増し、いつも記憶にある訳ではないけど、心の片隅にじっと隠れて、必…

プロチームにキャプテンシーは不在なのか?(MAKE US DREAM)

Make Us Dream (字幕版) メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る 自分は名誉の為に闘う国対抗試合の場合は別として、個人がそれぞれ独立して金を稼いでいるプロチームにキャプテンシーなんて言うのは不在だとずっと思っていました。だって、ジャ…

判っちゃいるけどやめられないシリーズ・・・(クリード/炎の宿敵)

wwws.warnerbros.co.jp 「クリード/炎の宿敵」を見てきました。 言わずと知れたシルベスター・スタローンのロッキーシリーズの8作目と言ってもいい作品です。あの「エイドリア~ン!」のシーンが有名な初作から、(アカデミーの作品賞受賞しています。)なん…

男泣きに泣きました・・・(影法師/百田尚樹)

江戸時代を生きた二人の侍の崇高で清貧な友情を描いた作品です。 歯に衣を着せない発言で、最近物議を醸している百田先生ですが、自分が氏の作品で一番好きなのが当作品です。「永遠のゼロ」もとっても良かったのですが、こちらの方が自分の感覚には合ってい…

カチャ、カチャ、カチャというキーボードを叩く音が、あなたを一気に映画の中に連れ去ります。(search/サーチ)

www.search-movie.jp これは非常に実験的な映画で、視聴者は直接登場人物を見るのではなく常にパソコンのモニターを介して、覗きこんでいる形で、つまり間接的に作品を鑑賞することになります。違和感は特にないので、あまり意識はしないかもしれませんが、…

心の底から羨ましい。なじみの店があるだけで理想の人生が開けるかも・・・(おじさん酒場/文・山田 真由美 絵・なかむら るみ)

この前に読んだ本が、かなり重厚な内容だったので、次はやさしい作品が読みたいなぁ、と探していて見つけたのがこの本です。 この手の作品で有名なのは、やはり「孤独のグルメ」ですが、あちらは漫画だし、対象が「自分」、「料理」なのに対し、こちらは、「…

ベニチオ・デル・トロの存在感が半端ないです・・・。(ボーダーライン・ソルジャーズ・デイ)

border-line.jp アメリカとメキシコの国境を舞台に麻薬カルテルと戦う政府のAGENTとそれに協力している殺し屋のお話。前作ボーダーラインの続編です。異なる話とはいえ、正直、作品の中に通る一本の芯は前作と同様なので、やっぱりそこに救いはないのですが…

癖になる経済小説・・・(ハゲタカ/真山 仁)

これは相当昔、NHKでドラマをチラリと見て、いつか原作読みたいなぁと思っていた作品です。なんだか記憶していた内容とは若干異なりますが、読み始めたら止められなくなって一気に読破しました。 面白いです! ただし、真山氏の作品は、何の説明もなくひとつ…

マーク・ウォールバーグの新作が凄まじい/1月18日公開です。(MILEマイル22)

いや、これひたすら凄まじいです。 mile22.jp 1時間30分強とあまり長い映画ではありませんが、息をつく暇が全くと言っていい程ありませんでした・・・。「ドカ‐ン!ダッダッダッ!」&「肉弾戦」のみでできている作品と言っても過言ではないのですが、実は並…

陰があり過ぎて、相変わらず救いがないけど止められません・・・(宿命と真実の炎/貫井 徳郎)

以前読んだ「後悔と真実の色」の続編。本作では全く別の事件を取り扱っており、登場人物は異なりますが 前回の主人公とその関係者が再度かかわりを見せます。 frikandel.hatenablog.com ただし、またしても救いがないです。(泣) 前作で心に深い傷を負った…

改めて思いましたが、やはり音楽(QUEEN)の力は凄い!(ボヘミアン・ラプソディ)

まだ興奮が冷めやらない!! メチャメチャよかったです。 レートショーにも関わらず館内は満席だったし、見ている人達の興奮がまざまざと伝わって来て、更に自分も盛り上がってしまいました・・・。(本作は事実と相当異なるという指摘もありますが、映画と…

なんですか、この作品は?ファンタジー外交絵巻なんてジャンル今までありましたでしょうか??? (図書館の魔女/高田 大介)

読書家の先輩に教えて頂いたこの本を年末から年始に掛けて読んでいました。(長い!全4巻/2,000頁近いです!) 題名に魔女という単語が含まれていることや、巻頭にまず地図と登場人物一覧が記載されていることから、今流行の魔法ファンタジー?と思いきや全…

イメージは壊されましたが、意外に楽しめました!(パディントン)

幼少時代に慣れ親しんだ「くまのパディントン」。 え、彼、こんなに饒舌だったの?いたいけな子供だった自分が折角培った長年のイメージが滅茶苦茶に・・・。 と思いきや意外や意外、良かったです! 家族映画としてもとってもお勧めの一本です。熊の映画と言…

失ってしまったPUREな気持ちが、束の間取り戻せます。(佐賀のがばいばあちゃん/島田 洋七)

正直に云うと、出版時、興味はあったものの、「こんなゴーストライターが書いたもの読んでられるかよ!」と嘯いていました。(本当にそうかどうかは、小生存じ上げません・・・申し訳ありません。) でも読んだらとっても良かったです・・・。流石にベストセ…

成程!そういうことだったのね~。全ての疑問が払拭されました!(カメラを止めるな!)

今更ですが、カメラを止めるな!を見ました。 前評判があまりに高かったので、結構構えて見てしまい、前半はなんでこの映画が???いつかどこかで何か起きるの???謎?謎?謎?とずっと思い続けながらの鑑賞となりました。 が、後半になって、その疑問は…

今年も駅伝の季節がやって来ました。(風が強く吹いている/三浦 しをん)

今年も箱根の季節ですね。 若いころは、駅伝も、高校野球も全く興味が沸かなかったのですが、何故か歳を取ってくると、これらのイベントはひたすら眩しく、毎年起きる青春の1ページなドラマに涙、涙してしまいます。(笑) 本作もまさに箱根駅伝を題材とした…