クライム系
凶犬の眼 「孤狼の血」シリーズ (角川文庫) 所謂一身上の都合により、というか、勤務先の異動バタバタで暫く更新が途絶えてしまいました・・・。まだ、決して落ち着いた訳ではないのですが、ボチボチ復活させないと、読んだ本も、見た映画も記憶のかたなに行…
裁判官も人である 良心と組織の狭間で 日本人であれば、学校で必ず習う三権分立。詳細は忘れちゃったけど、言葉は覚えているという人も多いと思います。 日本国憲法は国会(立法)、内閣(行政)、裁判所(司法)の3つの機関が、それぞれ独立し、相互に抑制…
石田衣良氏のIWGPシリーズ。11巻から突然復活して遂に15巻目。(クロスオーバビークルとは全く関係ありません。笑)内容はもうルーテーンのようにパターン化しているのですが、サラッと読めるので出ると必ず読んでしまいます。 パターン化しているとはいえ、…
自分はマーク・ウォールバーグ氏がかなり好きで、彼が主演する作品は殆ど見ています。 いきなり話が逸れますが、彼の「マーキー・マーク&ザ・ファンキー・バンチ」時代の『グッド・ヴァイブレーションズ』も大好きで、自分のワークアウトナンバーの1曲にな…
チャーリーズ・エンジェル (字幕版) おー、来ました。チャリエン!! キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューで話題となった2000年、2003年作品のリブート?続編?です。 チャーリーズ・エンジェル(字幕版) チャーリーズ・エンジェル …
バッドボーイズ フォー・ライフ (字幕版) マイケル・ベイが監督を降りてちょっと心配だったけど、ブラッカイマーが製作に残っているし、まぁ大丈夫か・・・と安心していたんですが・・・。 うーん。自分的には微妙な1作となりました。 危機一髪になると、必…
エンド・オブ・ステイツ(字幕版) 不死身の男、ジェラルド・バトラー。またまた大統領を救います。相変わらず一人で1個師団に相当する強さです。 この作品は既にシリーズもの(Fallenシリーズ)になっていて、「エンドオブホワイトハウス(Olympus Has Fallen…
十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫) 「気分を変えて、なんか毛色の違ったものを読みたいなぁ。」と思って、推理小説を2冊選んでみた。これはそのうちの一冊。 そもそも、自分はあまり推理小説が好きではない。こんなことを言うとミステリーファンに怒…
↑そもそも、チラシがホイットニー・ヒューストンとケビン・コスナーのボディガードのパロディです。 映画館まで出かけて見るか?と聞かれるとちょっと微妙だけど(笑)ネットフリックスの作品として自宅で見るのであれば最高の一本でした!(アメリカでは劇…
コロンビアーナ (字幕版) うーん、なんだか未だに正月ボケから抜け出せません。やる気も出ないし、モチベーションも上がらず、なんといっても生活のリズムが壊れたまま・・・。9連休は素敵だったけど、自分はやっぱり典型的日本人というか、休み慣れていない…
結城昌治氏、自分に取って初見の作家さんでした。最近の自分は、読みごたえがないという理由のみで、あまり短編集は読まないのですが、結論から言うと本作は珠玉の作品が詰まっており、非常に満足の行く一冊でした。 この結城氏の作品は必ずと言っていい程、…
最近、少し病んでいるのか(笑)龍先生の絶好調時の作品が読みたくなります。 (すみません、これは龍先生に聞いた訳ではないので、先生は今も絶好調かもしれませんが・・・。しかし、先生の「私とボルボ」を読んだ時は、正直少し吹きました。先生どうしたん…
うーん、困った・・・。 ワイルドスピードのスピンオフ作品として考えると、本作は正直相当な駄作の気配が・・・。(すみません。期待が高すぎたのかも・・・。笑) frikandel.hatenablog.com そもそも、この二人はワイスピ(これは日本だけの呼び方で、海外…
往年の龍先生が「俺はなんでも書けちゃうし、小説ならトレンドも作れちゃうぜ。」と思っていたかどうかは判りませんが、油が乗り切っていた時にお書きになった作品です。 先生は物書きとしては超一流ですが、映画では残念ながら、そうはなれずに赤字垂れ流し…
でました、強いオッサン、リーアム・ニーソン! そんな彼が、今回は復讐の鬼と化します。が、なんか妙に淡々と化します。(笑) コックスマンは巨大な除雪車の運転手。毎日、毎日、街の道を車のために除雪します。そんな彼の行動に感謝の意を表し、模範市民…
蜘蛛の巣を払う女 (字幕版) あれ?これ昔公開された「ドラゴンタトゥ-の女」の続編?でも、ダニエル・クレイグは出てないし・・・。3部作として終わったんじゃなかったかなぁ?焼き直し?と少々混乱。なんのことはない、調べてみたら以下の構図でした。 映…
なかなか、趣深い作品でした。 クリント・イーストウッド氏にはどうしても往年のマカロニ・ウエスタンやダーティ・ハリーのタフガイ(死語?笑)のイメージが付きまとうので、最近の静かな感動を呼ぶような氏の作品には自分は違和感を感じつつも、毎回やられ…
さよならドビュッシー (宝島社文庫) 読んだ後に鳥肌が立ちました・・・。 とにかく凄い・・・。ミステリーとしても読ませるけど、音楽物としてもこの作品は唸らせます。巻末の解説で大森望という翻訳家・評論家の方が述べていらっしゃいますが、まさに、音楽…
正直、とんでもない圧力を感じる作品でした。かつて世界を震撼させた、オ○ム真理教にヒントを経て描かれた作品だと思います。 Wikiには作家の新堂冬樹氏のジャンルは「暗黒小説」と云う記載がありましたが、この作品はまさに暗黒小説と言うのにふさわしい内…
プリズン・ブレイク シーズン5 (SEASONSコンパクト・ボックス) [DVD] どうもGWから変な癖が付いてしまった・・・。「スーツ」は相変わらず止められず見てしまうし、併せて昔見ていた「プリズン・ブレイク」の最後のシリーズまで見てしまう始末・・・。あー、…
このガレリオシリーズは実写版では福山雅治氏が主人公の湯川学を演じていることもあり、ご存知の方も多いと思います。 著者の東野圭吾氏は、既に推理小説家?ミステリー作家?としては紛れもない第一人者だと思うのですが、自分はそこまでファンではないかな…
リミット・オブ・アサシン(字幕版) なんか、イーサン・ホークはえらく久しぶりの感じがして、思わず手に取ってしまいました。で、気付いたら見ていました。(笑) まぁ、正直B級映画なんですが、アクションはかなり凄くて見ごたえはあります。 話は、引退…
1997年に円山町のボロアパートで不幸にも殺害されてしまった東京電力女性社員。超スーパーエリートでありながら、夜な夜な円山町の路上で売春をしていたことが、事件後に判り、マスコミを賑わせたのは未だ記憶に新しい。 明らかに女性は心身を病んでいたと思…
別に衝撃で3日間は寝込みませんでしたが(笑)、 確かにかなり「ゴーン」と来ました。 世の中救いがないというよりは如何に自分の思い込みで正義を勘違いしている人が多いか、また、自身の尺度による正義感を押し付けている人が多いか・・・。そんなことに今…
サイド・エフェクト [DVD] この作品はまじ怖いです・・・。 (お化けとかじゃなく精神的にですのでご安心を・・・。) 最初は「ん?ノルウェィの森みたいな感じの映画??」なんて思って見ていましたが、途中で「えーーー!」と鳥肌が立つ衝撃。でも、最後は…
ザ・アウトロー(字幕版) 「これ、ジェラルド・バトラーが主演にも関わらず、あまり話題にならなかったから見てなかったな-。」ということで鑑賞。 バトラー氏は相変わらず、男臭さプンプンです。超マッチョ。今作はLos Angeles County Sheriff's Department…
春樹先生よりは龍先生で育った自分は、あまりこの人の作品は読み込んでいないのですが、それでも、設定は面白いし、どんどん引き込まれます。当然、文章も流れるようで相変わらず美しいです。 ただ、やっぱりハルキストじゃないからか、これは「ノルウェイの…
親切なクムジャさん(字幕版) うーん、仕事でにっちもさっちも行かなくなり、なーんもやる気がなくなってしまいました。 で、ぼーっと昼も夜もネットサーフィンしていたら、アマゾンプライムの中に昔から気になっていた「親切なクムジャさん」を見つけました…
ベイビー・ドライバー (字幕版) 説明に「スタイリッシュmovie!」なんて書いてあったのですが、「今時そんな言葉使わないよなぁ(笑)」なんて思いながら鑑賞しました。 アンセル・エルゴート&リリー・ジェームズの競演、その上に「ご機嫌な音楽」、「スピ…
韓国映画は時として、「こりゃ、ハリウッドと同等かそれ以上だなぁ…。」と思わせる作品がありますが、これこそアクション、内容共にハリウッド級です・・・。 日本には残念ながら「ハ・ジョンウ」みたいな将来のワールド型スターって今見当たりませんよね・…