マーク・ウォ―ルバーグらしい作品です!!!・・・(スペンサー・コンフィデンシャル)
自分はマーク・ウォールバーグ氏がかなり好きで、彼が主演する作品は殆ど見ています。
いきなり話が逸れますが、彼の「マーキー・マーク&ザ・ファンキー・バンチ」時代の『グッド・ヴァイブレーションズ』も大好きで、自分のワークアウトナンバーの1曲になっています。(最近してないけど・・・泣)ただ、彼はあまり、当時の話をするのは好きではないようですね・・・。彼のインタヴューで、「音楽もいいけど、自分はやっぱり映画。映画の方が【Disipline(規律?統制?)】がある。それが自分には合っているので、『あの頃を、よかったなぁ』と思い出すことはあまりないよ。」と言っているのを聞いたことがあります。相当札付きのワルで幾度も警察のお世話になっていたのは有名な話ですので、その頃を悔い改めると言う意味でも、昔のことはあまり思い出したくないのかもしれませんね。
Marky Mark Good Vibrations 1991/(HD/HQ)
それだけ数々の映画に出ているからしょうがないのかもしれませんが、この人はヒット作も唸るほどある一方、「え?」という残念な作品も同じ位ある、役に当たり外れの多い俳優さんだと思います。アクションはまぁ、ほぼ当たり、コメディはまぁまぁ、(TED2作は大当たりしましたが、あれはウォールバーグ氏というよりはTEDの功績?)シリアスな役はほぼ外れのような気がします。(勝手な感想ですみません。でもこの人にはどうしてもアクションを期待してしまうので、それがないと途端に自分の気持ちが萎えちゃうんだと思います。笑)
そういった意味では、本作は正解だと思います。
原作は元々はアメリカのロバート・ブラウン・パーカー氏の「私立探偵スペンサー」というハードボイルド小説だそうですが、既に著者は2010年に亡くなってしまい、これだけのキャラであるスペンサーを同時に葬り去るのは惜しいということでエース・アトキンズと言う方が、作品にロバートBパーカーの名前を残し、引き続き書いた続編が、本作の本当の原作ということになるようです。(どっかで聞いたような話ですが、結構あるんですね…。)
悪は決して許さない、と言う部分が、なんとなくジャック・リーチャーに似ていますが(これはイギリス人のリー・チャイルド氏が原作)、スペンサーはジャック・リーチャー程スマートではなく、非常に泥臭い感じです。
↑この2作も最高に面白いです!!
本作はネット・フリックスのオリジナル作品だそうなので、劇場公開はなかったし、されないようです。
因みに、監督はピーター・バーグで、マーク・ウォールバーグと二人は余程、馬が合うのか、既に5作、ローン・サバイバー (2013年)、バーニング・オーシャン (2016年)、パトリオット・デイ(2016年)、マイル22 (2018年)、本作と一緒に映画を撮っています。