徹夜本と映画で現実逃避!

現実逃避して、しばし嫌な事忘れましょ!

マーク・ウォ―ルバーグらしい作品です!!!・・・(スペンサー・コンフィデンシャル)

f:id:Frikandel:20200506233308j:plain

自分はマーク・ウォールバーグ氏がかなり好きで、彼が主演する作品は殆ど見ています。

いきなり話が逸れますが、彼の「マーキー・マーク&ザ・ファンキー・バンチ」時代の『グッド・ヴァイブレーションズ』も大好きで、自分のワークアウトナンバーの1曲になっています。(最近してないけど・・・泣)ただ、彼はあまり、当時の話をするのは好きではないようですね・・・。彼のインタヴューで、「音楽もいいけど、自分はやっぱり映画。映画の方が【Disipline(規律?統制?)】がある。それが自分には合っているので、『あの頃を、よかったなぁ』と思い出すことはあまりないよ。」と言っているのを聞いたことがあります。相当札付きのワルで幾度も警察のお世話になっていたのは有名な話ですので、その頃を悔い改めると言う意味でも、昔のことはあまり思い出したくないのかもしれませんね。


Marky Mark Good Vibrations 1991/(HD/HQ)

それだけ数々の映画に出ているからしょうがないのかもしれませんが、この人はヒット作も唸るほどある一方、「え?」という残念な作品も同じ位ある、役に当たり外れの多い俳優さんだと思います。アクションはまぁ、ほぼ当たり、コメディはまぁまぁ、(TED2作は大当たりしましたが、あれはウォールバーグ氏というよりはTEDの功績?)シリアスな役はほぼ外れのような気がします。(勝手な感想ですみません。でもこの人にはどうしてもアクションを期待してしまうので、それがないと途端に自分の気持ちが萎えちゃうんだと思います。笑)

テッド(字幕版)テッド2 (字幕版)

 

そういった意味では、本作は正解だと思います。

スペンサーは元警察官。曲がったことがどうしても許せない性格。常に事なかれ主義で事実に直ぐに目をつぶる上司に、とある事で激しく反抗。それが元で警官を辞める羽目に。その元上司が殺され、その容疑者となった同僚も自殺した事をニュースで知り、どうにも釈然せず、そのおせっかいな性格も手伝い、事実の追及を始める。徐々に浮かび上がる、警察内部とギャングの繋がり。しかし犯人一味もスペンサーの存在に気付き、彼は命を狙われることに。警察を敵に、コネも武器もない中、スペンサーはどう立ち回るのか?度胸とただひたすらの無鉄砲さのみでスペンサーに勝ち目はあるのか・・・??

原作は元々はアメリカのロバート・ブラウン・パーカー氏の「私立探偵スペンサー」というハードボイルド小説だそうですが、既に著者は2010年に亡くなってしまい、これだけのキャラであるスペンサーを同時に葬り去るのは惜しいということでエース・アトキンズと言う方が、作品にロバートBパーカーの名前を残し、引き続き書いた続編が、本作の本当の原作ということになるようです。(どっかで聞いたような話ですが、結構あるんですね…。) 

frikandel.hatenablog.com

悪は決して許さない、と言う部分が、なんとなくジャック・リーチャーに似ていますが(これはイギリス人のリー・チャイルド氏が原作)、スペンサーはジャック・リーチャー程スマートではなく、非常に泥臭い感じです。 

アウトロー (字幕版)ジャック・リーチャー: Never Go Back (字幕版)

↑この2作も最高に面白いです!!

本作はネット・フリックスのオリジナル作品だそうなので、劇場公開はなかったし、されないようです。

因みに、監督はピーター・バーグで、マーク・ウォールバーグと二人は余程、馬が合うのか、既に5作、ローン・サバイバー (2013年)、バーニング・オーシャン (2016年)、パトリオット・デイ(2016年)、マイル22  (2018年)、本作と一緒に映画を撮っています。 

frikandel.hatenablog.com