「最後はニヤリと笑って終わり」の時計とにらめっこのバイオレンスアクション。(リミット・オブ・アサシン)
なんか、イーサン・ホークはえらく久しぶりの感じがして、思わず手に取ってしまいました。で、気付いたら見ていました。(笑)
まぁ、正直B級映画なんですが、アクションはかなり凄くて見ごたえはあります。
話は、引退した殺し屋であるイーサンが、組織にカムバックを迫られるところから始まります。最初は嫌がるものの、金額の大きさから引き受ける事に・・・。
手際よく必要な情報を得て、仕事を終わらせたのはいいのですが、ちょっと色気を出した為、現場から去る際にいとも簡単に撃たれて死んでしまいます。(凄腕だった筈なのに!何故??笑)
が、どっこい、死んでおらず・・・正確には死んだのですが、死ぬ前に得た情報を聞き出すためだけに組織に一時的に蘇生させられます。必要な情報を聞き出した組織は、もはや用無しの彼をさっさと死の世界へ戻そうとしますが・・・。当然、使い捨てにされたことに頭にきたイーサンが反撃に入ります。ここからはアクション、アクションの連続です。で、憎き組織の幹部を葬り去るべく、追い詰めていきます。ただし、一度死んだ人間が蘇生できるのは24時間まで。
最後まで、一気に話は流れますが、途中、彼の物悲しさや怒りを視聴者に植え付けるような小さな伏線が幾つかあり、徐々にイーサンに感情移入できるような作りになっています。
本作は、「最後はニヤリと笑って終わり」の時計とにらめっこのバイオレンスアクションとでも言えばいいのでしょうかね?