徹夜本と映画で現実逃避!

現実逃避して、しばし嫌な事忘れましょ!

とんでもないアクションの連続。陳腐とか思わずにウィル氏を信じてご覧あれ!(笑)・・・(ジェミニマン)

ジェミニマン (字幕版)

ジェミニマン (字幕版)

・DNAを使ってクローン人間を作る。

・引退しようとしたエイジェントが、元の組織から狙われる。

と、全く新鮮味のないネタではありますが、監督は“ブローバック・マウンテン”“ライフ・オブ・パイ”でアカデミーを取得したアン・リー氏。しかも、製作は超著名なスーパーヒットメーカーのジェリー・ブラッカイマー氏と来ていますから、新鮮味があろうとなかろうと見ない手はありません。

ということで、これもかなり長い間待ちましたが、やっと見る機会に恵まれました。

予想通り、一見、陳腐な話を(すみません・・・)もの凄いアクションの連続で、2時間、見る者を飽きさせない内容に仕上げています。 

ウィル・スミス演じるヘンリーは米国国防情報局のエイジェントで凄腕のスナイパー。与えられた狙撃業務に成功するも、120%思うように遂行できなかったことから、引退を決意する。しかし引退先で襲われ、その理由を調べている際に、今度は凄腕の殺し屋に狙われる。全く五分と五分の実力、相手の動きが手に取るように判るが、自分の動きも全て読まれる奇妙な感覚。もはや決着がつかないと思われた時に、遂に訪れた狙撃のチャンス。しかし、相手の顔を見たとたん、ヘンリーは引き金を引くことができなくなり、結局タイミングを逃し、逆に追い込まれる。間一髪、警察の介入で助かるが、調べるうちに、その殺し屋が自身のクローンということが判明する。果たしてヘンリーは自身のクローンに勝てるのか?

しかし、主演のウィル・スミス氏は50歳越えで、あのキレっキレっのアクション本当に凄いです。映画の中で、ウィル自身が、もう歳だ、なんて自身を揶揄する場面もあるのですが、なかなかどうして、まだまだSUPER一線級です。(因みにウィル氏のクローン役は全てCGだそうで、その製作費用だけで彼自身のギャラの倍だったとか・・・) 

同じDNAでも、育つ環境によって、全く違う人格になる(“エピジェネティクス”?)と、自分は思っていたので、今回の主人公二人の物語は、少々不思議と言えば不思議でしたが、まだまだDNAは判らないことばかりらしいので、そういうシナリオがあっても面白いなぁ、と思いました。 

ぼーっと何も考えたくない時に見るには最適な、見ている間は全てを忘れさせてくれる1本です。 

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