あー、やっちゃった・・・(47RONIN)
あー、やっちゃっいましたね。
(監督はやっぱり山田風太郎の信者ですかね?笑)
ハリウッドの超娯楽大作としては、相当良くできていると思うのですが、日本的思想を盛り込み過ぎたんでしょうか???
映像も、衣装も凄く綺麗なのに、日本人から見ると忠臣蔵としては超中途半端、外国人から見るとこれだけ哀しいハッピーエンドなんて文化的に理解できないと思います。
しかし、日本のハリウッドスターてんこもりでしたね。ケン・ワタナベが居れば全員集合!と言っても過言ではありません。柴崎コウは折角キアヌ・リーブスの相手役でハリウッドスターの仲間入りチャンスだっただけに、残念でした・・・。
興行的には大々々失敗の大コケ映画となりましたが、やっぱりハリウッドはこうでなきゃ!的な作品なので、自分にとっては印象の残る一本となりました。
何故か同じような時期に、同様に忠臣蔵をモデルにしたモーガン・フリーマンとクライヴ・オーエンの『ラスト・ナイツ』(紀里谷 和明/監督)なんていうのもありましたね・・・これも大コケでしたが・・・。
やっぱり日本の桜を象徴とする滅びの美学は永遠に他国の人々には理解されないのでしょうか?・・・。
しかし、『47RONIN』もっとうまくマネージメントすれば大ヒットする可能性もあったのに!(と思っているのは僕だけかもしれませんが・・・)
本当に悔やまれます。(笑)