自分が正義と思っても、他人に取ってそれが正義とは限らない・・・(イノセントデイズ/早見 和真)
別に衝撃で3日間は寝込みませんでしたが、 確かにかなり「ゴーン」とは来ました。世の中救いがないというよりは如何に自分の思い込みで正義を勘違いしている人が多いか・・・。それに今更ながら気づかされ、少なからずショックを受けました。
しかし、この作品が日本推理作家協会賞っていうのはちょっと違うんじゃないかと思ってしまいました・・・。文体のせいなのでしょうか?もっと固い文体で書けば立派な文学作品って言ってもいいと思うのですが・・・。
最近、こういった傾向の作品を読むと、この人もキリスト教徒じゃないのか?・・・と思わず必ず勘ぐってしまいます(笑)。 おそるべし三浦綾子ですね(笑)。
イノセント・デイズ (新潮文庫) | ||||
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