手に汗を握る展開に目が離せない(フューリー)
スカッとしないし、グロいし万人にお勧めする映画ではありませんが、
手に汗握る展開、スピード感が半端ないです。
欠点もあったものの、圧倒的な火力と装甲を誇るドイツのタイガー戦車。
そんな戦車と連合軍が戦う映画は数あれどその中でも秀逸の一本だと思います。
主演のブラッド・ピットが相変わらずカッコよいです。彼は人気先行型と言われた時期もありますが、本当にいい俳優になっていますよね。
男気もあるみたいだし・・・。
当時恋人であったグウィネス・パルトロウが例のワインスタインにセクハラをされた時、ブラッドはきちんと彼に二度と同じ事をしないように警告したそうです。
素晴らしい!男の鏡!(簡単そうで結構できないことですよね。まぁ、グウィネスは綺麗ですけど、ちょっとイッチャった感じの女優なので自分はあまり好きではありませんが・・・。)
ちなみにブラッドの制作会社プランBはニューヨーク・タイムズ紙によるワインスタインに対する調査報道の映画化権を獲得したそうですので、近いうちに、あの事件は映画になるかもしれませんね・・・。
強いオッサンは好きですか? ③(トランスポーター)
これは、まさにジェイソン・ステイサムの以降の人生を決めたと言ってもいい一本ですよね。あまりにもこの作品の主人公であるフランク・マーティンのイメージが強烈過ぎて、以後、ジェイソン・ステイサムの役どころはみーんな同じになってしまいました。(何か過去に抱えていて、男臭くて、滅法強い・・・。)自分は一通り彼の出演作は見ていますが、正直全部内容が混じってしまっていて、こんがらがっています・・・。(笑)
トランスポータシリースは今でも続いていますが、ステイサム主演では3作、製作されています。どれも面白いですが、最初にこの作品を見た驚き等を考えると、やはり1本目が最高だと思います。
本作でヒロインを務めていた、台湾出身のスー・チー(舒 淇)は、当時既に台湾で活躍しており、(ステイサムより当時は格上だったかもしれませんね・・・)これで一気にグローバルにブレイクか!と思われましたが、何故か台湾に留まり、アジア映画界の牽引役となりました。
本作は相当に古い映画(2002年)ですが、今見ても全く色褪せしていません。最初から最後までワクワクが途切れない素晴らしいエンタメ作品だと思います。
お奨めの一本です!
これから読む人が羨ましい・・・。(ジェノサイド/高野和明)
何ですか?この本?
全く期待していませんでしたが、「すげー、面白かった!」です。
まるで映画を見ているような感覚で、会社への往復が至福の時でしたー。
歴史観とか一部の必要以上に細かい説明とか、多少批判はあるみたいですが、それを割り引いても大変に読み応えのある一冊でした。
が、筆者の経歴を見て納得!超がつく映画少年だったんですね。どうりでこういう、そのまま映画の原作になりそうな作品な訳です・・・。
昔、氏の「13階段」という作品を読んだ際に、感動させるミステリーって面白い分野だなぁと思い「グレイブディッガー」を読むも、全く毛色の異なる作品で面食らった記憶があります。
で、この「ジェノサイド」。これは完全なSFと言っていいのでしょうかねぇ?ミステリー?サスペンス?仕立てのSFという言い方の方が的確なのでしょうか?
恐らく、高野和明氏という人は変幻自在に純粋にエンターテイメント的題材を選ぶ方なんでしょうね。
今後、自分の中で注目の作家になりました。
これから本作を読む人が羨ましいです!
いいなぁ。(笑)
ジェノサイド 上 (角川文庫) | ||||
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ジェノサイド 下 (角川文庫) | ||||
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