やっぱり、眼のつけどころが違います・・・(世界を歩いて考えよう!/ちきりん)
この世界では知らない人はほぼいないと言っていいのではないでしょうか。言わずと知れたちきりんさんの一冊です。
やっぱり、眼のつけどころが全然違います。我々が、普段何も気にしていないところから、ズバズバと深い部分に切り込んで行きます。
ご本人は「好きなことだけをやろうとしたらこうなった!」と述べていらっしゃいますが、過去しっかり学んだと思われる後天性の知識を所持していることは勿論、先天的に、やはり異常な好奇心と洞察力がないと、なかなかこうはなれないと思います・・・。そういう意味ではやっぱり天才に近い方なのでしょうね。
書き方も凄く丁寧で、普通であれば炎上してもおかしくないようなことを、うまく双方の立場から語る手法は見事です。(読んでいる方からすると、ちょっとずるいと思うことも稀にありますが・・・笑)
いちいち、「成程~、そういうことだったのか~。」と唸りながら読んでしまった1冊でした。
海外旅行前に読むと、その国の滞在が更に異議深いものになるかもしれません・・・。
社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう! (だいわ文庫) | ||||
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