うーん、おっさんはこういうのには正直弱いかも・・・(スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと)
2004年とちょっと古い映画です。自分は少し前にこの映画を見ましたが、すぐに大好きな作品のリストに入れました。(笑)
今は大スターになってしまった、コメディアンのアダム・サンドラーと美人として誉れが高いパス・ベガ(ペネロペに似てますよね・・・笑)とティア・レオーニが競演しています。
さて、どっちが、どっちでしょうか?(笑)回答は最後に・・・。
主人公のパス・ベガはシングルマザー。娘の教育のために、メキシコからロスへ移住します。そこで様々な成り行きから親切で裕福な白人一家に家政婦として住み込みで働くことになります。主人はロスでも有名なシェフ。彼らは傍から見ると何不自由のない生活を営んでいるように見えますが・・・。
家政婦である自分の娘にもとても良くしてくれる白人家族。英語があまり喋れない主人公は、喋れないなりに一生懸命勉強し、皆とコミュニケーションをとろうとします。ただし、言葉が通じなくとも、自分の信条は曲げません。それを常に優しく見守る主人。そんなことから、徐々に主人公は主人に惹かれて行きます。
妻と本当にいい関係を築いていると思っていた主人は、ある日、それが違っていたことを知り愕然とします。そして、主人公にそのことを思わず愚痴ってしまいます・・・。話しているうちに気持ちが交差し始める二人・・・。二人の気持ちが通じ合った時・・・。
主人公は女として生きるのか?母として生きるのか?
とても切ない作品なのですが、切ないなりに心打たれます。本作は残念ながらそこまでヒットはしませんでしたが、自分の中では心に残る1本になっています。
向かって左がパス・ベガ。右がペネロペです・・・。
あ、そういえば、この映画も音楽はハンス・ジマーです!