美術ミステリーと言えば、やはりこの人　（インフェルノ/ダン・ブラウン）

f:id:Frikandel:20180810215927j:plain

久しぶりのダン・ブラウン。ラングドン教授シリーズ4作目。

ダヴィンチ・コードを読んだ時は「なんだこの作品は！！！」と兎に角衝撃を受けましたが、2作目、3作目の作品は自分にとっては「まぁまぁ」程度？

本作は、１ページから007のオープニングばりに超SPEED感を持って始まり、そのまま最後まで行くかと思いきや、途中で「げー！まじ？？？」で、その後なんだか静かにエンディングを迎えます。最後の静かな感じはちょっと不満だけど、それでも途中のジェットコースター感はお見事！読む人の心を掴んで離さない作品に仕上がっています。

この手の作品の映画化は、各エピソードを兎に角端折るので、あまり見たくはないのですが、フィレンツェに行ったことがない自分はやっぱりちょっと見たいかもしれません。（笑）

インフェルノ(上) (角川文庫)