マコト、キング未だ健在です・・・・。(裏切りのホワイトカード/石田 衣良)
このシリーズなんで復活させたのですかね?
結構良い終わり方だったんですが、最近大ヒットがないから、編集者に復活させろっ!て言われたりしたんでしょうか???(笑)
石田衣良氏ならではのストーリーで、(と言うよりIWGPならではと言うべきか?)なんだかんだ言っても面白いのですが、現状の世の中に設定を無理に合わせようとしているのか、復活後は内容がちょっとシンプルじゃなくなっていました。
11巻、12巻はそれが結構顕著で、自分の感性が歳取ったのか?衣良さんのキレがなくなったのか?不明なものの「あー、これも旬はもうおわりかなぁ。」なんて思っていたのですが、この13巻は往年のキレを取り戻しつつある感じで、次作の「七つの試練」もやっぱり読もう!と思う勢いをつけてくれました。
でも、マコトもキングももう結構な歳なので、(TV版のマコト役をやった長瀬君はもう40歳です!)将来どんな展開させるんですかねぇ。うまくやらないとサザエさん状態になりますよね・・・。もちろんそこまで到達すればそれはそれで偉大なことですが・・・。
裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII | ||||
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