徹夜本と映画で現実逃避!

現実逃避して、しばし嫌な事忘れましょ!

ゴジラより石原さとみの映画かもしれない・・・笑 (シン・ゴジラ)

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当時、前評判の良い3作「君の名は」か「聲の形」か「シンゴジラ」で暫し逡巡。相当前2作に魅かれたが、「ゴジラは絶対大画面ですよ!」との同僚の言葉を思い出し「シンゴジラ」に。

というのは半分は嘘で、オッサン独りで映画館でアニメを見る勇気がまず無かったこと、最近涙腺が半端なく緩く、泣いてしまうと回りの人に相当キモがられるかも・・・と心配になったこと、というのが本当のところ。ごめんなさい、自分嘘つきました・・・。 

結論から言えば、「シンゴジラ」は前評判通りの傑作でした。ただし、正直前半は「えっ?これ何?ギャグ?コミカル?風刺映画なの?やっちゃったよー、やっぱ前評判なんて信じるんじゃなかった!キモがられてもアニメを選ぶんだった!」と心の中で悪態をつきながら見ていました。が、終盤に向けて、盛りに盛り上がり、後半は割とピシっとした内容になりました。 

エヴァ庵野監督なので、何やら訳の分からないもの(この言い方は誤解を招くかもしれませんね・・・正確には『解釈の難しいもの』ですね・・・。)になる心配もしていたのですが、そこはきちんと先達の方々をリスペクトした、レトロモダンなゴジラを作り出すことに成功していたと思います。(杞憂で終わって良かったです。) 

石原さとみが最初出てきた時はその違和感に正直吹きましたが、最後はこの映画は彼女が一番頑張ったかなぁ。という印象を受けました。ネタばれになるから何で頑張ったか書きませんが・・・。後は日本の若き官僚もまぁ、頑張りましたね・・・。(笑) 

これはネタバレというより知ってから見た方がいいので述べますが、なんとゴジラの動作は狂言師野村萬斎の担当だそうです。うーん、知りませんでしたが流石メイドインジャパン!監督、目の付け所がやっぱり違いますね・・・。

でも続編があるとしたら、正直ポシャりそうですよね。なかなか本作を超える作品を創り上げるのは大変だと思います。 

シン・ゴジラ

シン・ゴジラ