徹夜本と映画で現実逃避!

現実逃避して、しばし嫌な事忘れましょ!

うーん、映画はやはり原作と比べては駄目。でも映像の遡及効果というのは凄まじいものがありますね・・・。(クレイジー・リッチ)

クレイジー・リッチ!(字幕版)

原作が結構面白かったので、映画もいつか見るかなぁ、と考えていましたが、思ったより早くその機会が訪れてしまいました・・・。(自分は活字で読んだものを、積極的に映像で見たい方ではないので…。)

うーん、正直と云うかやっぱり相当な違和感。主人公のレイチェル役を演じている女優さんの声がもう全然駄目。導入からこの感じだったので、全てが駄目出しになってしまいました・・・。しかも、なんだかエンディングも全く原作とは異なるし・・・。(まぁ、原作のエンディングでは映画として今一パンチに欠けていると製作側が商業的に考え、あんな感じにしたのかもしれませんが・・・。) 

先にも書きましたが、そもそも自分は活字で読んだ作品の映像化を鑑賞するのはあまり好きではないです。何故かと云うと、大抵裏切られるし、映像の押しつけ感が嫌!!だからです。 

例えて言うと、ドラえもん

かの名作は自分は最初漫画で読んで、各キャラに関して、声を含めて、それなりのイメージを自分の中で作っていたのですが、今では、「漫画を読んでも、アニメの声優のイメージでしか読めない!」そんな感じ?とでも言えばいいのでしょうか? 

ハリーポッターを始め、今まで活字で読んで尚且つ映像の方が良かった!なんていう作品に残念ながら出会ったことはありません。ハリポなんて、原作では1章割かれていたエピソードが3秒で終わってしまうのはザラです。えー!あの大好きな箇所が、これ???と唖然です。(笑)

まぁ、読み手の限りない想像を映像でカバーするのは、今の技術では無理なのは理解しますが・・・。 

そんな訳で活字→映像化は嫌なのですが、逆は、つまり映像→活字はそこまで嫌ではないです。まぁ、活字を読む前にかなりの先入観が入ってしまうことになりますが、「あー、あれはこんな伏線があったのかぁ。」なんて更に深く入り込むことができるというメリットがあります。 

よって、本作は映画を鑑賞して、面白かったなぁ、と思えば是非原作を読んで下さい!

まぁ、その場合でも登場人物はあの映画の出演俳優のイメージになってしまうと思いますが・・・。しかしながら、それは映画を後に見ようと先に見ようと、見てしまえば一緒なので・・・。残念ながら、自分ももう、原作を思い返しても、映画の登場人物の顔しか出てきません。映像の遡及効果というのは物凄いですね。

 

って、ここまで書いて、ふと考えましたが、これって自分だけ?もしかして、映像より自分のイメージの方が残るという方も世の中にはいらっしゃるのでしょうか?

自分は、しばらく、つまりある一定期間は映像の方が強烈に記憶に刷り込まれ、その後、徐々に映像が薄れ、自分のイメージが反比例に強くなって行く感じなので、これが所謂一般的な記憶の定着だと思っていましたが、実は異なる人もいる??

話は相当ずれましたが、なんだか気になりますね・・・笑

 

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