元都知事はスター性がないし、怒ってばかりなので好きではありませんでしたが、書き手?調べ手?としてはかなりの人でした。(ペルソナ/猪瀬 直樹)
これも、ずっと読みたかった一冊です!
著者の元都知事はスター性がないし、怒ってばかりなので好きではありませんでしたが、書き手?調べ手?としてはかなりの人でした。
三島由紀夫の作品はキラキラしていて、本当に「かっこいい」ゆえ、彼は一種の超越した人間(スター?時代の寵児?)だと信じて、密かに憧れていたのですが、実はかなり根暗な屈折した人だったということが、この本で判ってしまい、ちょっと失望しました・・・。(笑)
スーパーな人だからこそ、逆に(完璧を求めるあまり)、人一倍劣等感が強くなってしまったのかもしれませんね・・・。
ただ、それでも、やっぱり、彼が生み出した珠玉の作品の数々は「きらびやか」で「かっこいい」!!
久しぶりに、三島由紀夫氏の小説が読みたくなりました。