松潤似の主人公が、極寒の原野を彷徨い、オオカミと共に力強く生き抜いて行く物語!(アルファ)
約2万年前の地球が温暖化に向かい始める直前頃のお話です。2万年前っていつだよ?って感じですが、調度、クロマニョン人がラスコーにかの有名な必ず教科書に載っている壁画を描いていた頃でしょうか?
まだ農耕や牧畜は始まっていないので、食べる物は命懸けで狩猟採集していた時代です。
そんな時代に、狩りに出て、経験の浅さから重傷を負い仲間とはぐれてしまう主人公。極寒の荒野を彷徨ううちに自分を襲おうとした狼とふとしたきっかけで心を通わせ、共に助け合いながら、生き抜いて行く、そんな一人と一匹を壮大なスケールの自然と共に描いたサバイバルアドベンチャー作品です。
主人公をコディ・スミット=マクフィーという俳優さんが演じているのですが、(ちょっと松潤似?笑)最初は女の子のような顔立ちで、オドオドしながら出てきます(実際最初は女性?と思いました)。それが一日一日、生き抜く度に逞しい面構えに変わって行くのを彼は見事に演じています。そんなところにも見応えがある作品です。
また、調度、狼が家畜化されて犬になったと言われているのが、この頃のようですので、まさにその様子を描いた作品と言ってもいいと思います。
日本公開は未定の様ですが、これも夏休みのファミリー映画としてはいい感じの作品になると思います。