徹夜本と映画で現実逃避!

現実逃避して、しばし嫌な事忘れましょ!

さー、憧れの人生を手に入れたぞ!やりまくってやる~!(チェンジアップ・オレはどっちで、アイツもどっち!?)

ザ・チェンジアップ (字幕版)

ザ・チェンジアップ (字幕版)

年明けてから、未だになんだか本調子ではなく、どちらかと言えば気分も塞ぎ気味。見る映画も読む本も、当たりが少なく、スカッとしません。

そんな時に、以下knoriさんのブログで本作を知り、お?と思い早速鑑賞!

knori.hatenadiary.jp

面白------い!

あの、お下劣でクソミソに笑えるハングオーバーのスコット・ムーアとジョン・ルーカスが脚本を書いています。

ハングオーバー! 消えた花婿と史上最悪の二日酔い (字幕版)ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える (字幕版)ハングオーバー!!! 最後の反省会(字幕版)

 本作は2011年公開なので、2009年から13年に公開されたハングオーバーと時期がかぶっていることもあり、ハングオーバーで悪の限りを尽くした二人の罪滅ぼしの一作と信じたい!(笑)んですが~。やっぱり4レターワード、スラング、下ネタはバリバリ健在で、思わず声を出して笑っちゃう作品でしたー。 

でも、こういうのって、物凄く男性目線で書かれていて、ちょっと心配になります。まぁ、「本当に男っていうのは何歳になってもアホ」って思って貰えればいいんですけど、世の中そうは問屋は卸しません。(笑)

主人公の一人である、レスリー・マン演じる弁護士のデイブの奥さん。あんな女性、世の中にいますか?あんなことになったら、殴られまくって、あっという間に三行半で、慰謝料ふんだくられて終わりだろうし、オリビア・ワイルド演じる、デイブの同僚のサブリナも、こんな女性いたら最高だなぁという男性の勝手な偏見像?理想像?に過ぎず、あまりに女性を馬鹿にしているというか、女性を男性目線で勝手に描いていて、女性は不愉快にならないのかなぁ、大丈夫なのかなぁ?と思ったのも事実。そんなことも理由になったのか、どうかはわかりませんが、内容的にも突き抜けて(逝っちゃった?)大ヒット作ハングオーバーと異なり、結果的にはなんとか赤字にならずに済んだ程度の興行成績だったようです。(ちなみに日本でも未公開。どおりで自分も知らなかった訳です・・・。) 

ミッチとデイブは幼馴染。ミッチはほぼ無職で勝手気ままに好き放題の独身生活を謳歌。デイブは、大型ローファームの弁護士。パート-ナーへの昇進ももう一息だが、奥さん、長女のお相手、最近生まれたばかりの双子の世話もあり、常に睡眠不足でヘトヘト。ある日ミッチにスポーツバーに誘われたデイブは、独身を謳歌しているミッチの生活を見て、自分は、とにかくいい暮らしがしたくて、勉強ばかりして、全く遊んでこなかった、俺もミッチのように、気ままな生活がしたいと愚痴る。ミッチはミッチで、大きな家に住み、金の苦労など知らず、美しい奥さんと子供がいるデイブの生活が羨ましいと反論する。(蛇足ですが、スポーツバーのカウンターでの、この部分の会話は自分的には最高で、友人とよく酔っぱらって「俺たち馬鹿なのかな?10代後半の頃と全然会話の内容が変わってねーじゃん。」と云うシチュエーションにあまりにも似ていて、大笑いしてしまいました。)飲み過ぎてトイレが近くなり、公園の女性像の前の噴水で連れションをする二人。酔った二人は、同時に “I wish I had your life!”(お前のような生活が送れたらなぁ!) と叫びます。と、途端に周りの電気が一斉に消え・・・。

なんと二人は希望通り入れ替わってしまいます。さぁ、二人はお互いに憧れた人生を上手く過ごせるのか?二人のハチャメチャな奮闘が始まります! 

尚、最後はハッピーエンドですので、安心してご覧ください!