今の子供達は、こういうので勉強できるので羨ましいですねー。(キングダム)
キングダムという映画を見ました。今更ですが、原作の漫画が巷で凄い人気らしいです・・・。
既に50巻以上出版、今回見た映画はそのうちの5巻位までのお話のようです。続編として、2作目が撮られることは既に決まっているとのことなので、あと何本、作られるのでしょうか?将来、日本いや世界初の超連続大作映画になるかも???(笑)
テーンエイジャー向けの1本だとは思いますが、まぁ、大人でもそこそこ楽しめるものにはなっているかと・・・。ただし、一時期、中国映画で盛んに使われていたワイヤーアクションは中途半端だったかなぁ。(笑)
特に光っていたのは、大沢たかおの怪演、坂口拓のアクションとクールな長澤まさみ嬢?大沢たかおは、体も腕も太くして、王騎という役柄をよく仕上げていたと思います。坂口拓はラスボス感が兎に角物凄い。この人は今後もっとブレイクするのではないでしょうか?長澤まさみは、まぁ、居るだけで綺麗で、中々の存在感でした(笑)。
海外テーンエイジャー向けにこういう映画を輸出したらどんなリアクションになるのですかね?そこはやっぱりトワイライトのような恋愛要素がないと駄目なのかな???
本作は、紀元前の中国の春秋戦国時代のお話です。紀元前というと西洋の神様がお生まれになる前。(最も今はキリストが生まれたのは西暦1年ではなくもう少し前というのが定説だそうです。)よって、もう、とんでもなく前のお話です・・・。
この機会に昔、舐めた世界史の記憶をちょっと辿ってみると・・・。
これは初めて中国を統一した始皇帝のお話だから(映画では中華統一って言っています)映画の最後のシーンでも王騎が言っている通り、当時は7大国(戦国七雄)でこんな感じ?
秦はまず趙を攻めて、取ったり取られたりを繰り返し、その間に韓を滅ぼし、趙→魏→楚→燕→最後に斉を滅ぼし中華統一を成したと言われています。原作はまだ趙と戦っているようなので、まだまだ先は長そうです。(笑)ただし始皇帝は実質わずか15年という短い時間で中華統一をしたので、端折れば早くなるかもしれません(笑)。
始皇帝は49歳と結構早く亡くなってしまったからか、秦の中華統一は、面白いことに、やはり15年間で幕を閉じています。早く作った国だけに早く滅んでしまったということでしょうか・・・?
始皇帝と言えば、いろいろな施策で有名ですが、自分はやはり兵馬俑が一番印象に残っています。(施策じゃないけど・・・)今から2000年以上前に、あんなものを創れるなんて・・・驚愕しました。
当時の人々はどんな生活をして、どんな話をしていたのでしょうかね?しかし、まさか2000年以上後に自分達のことが漫画になるとは思っていなかったでしょうね・・・(笑)
以下の映画も始皇帝の映画でした・・・。兵馬俑の戦いのシーンには本当に驚きました。それだけで見たいと思ってしまう1本だったと記憶しています。