やはりこういう時代を救うのは音楽しかない?(笑)・・・・(イエスタデイ)
友人から、面白かったよ!と言われて、ずっと見たかったのですが、タイミングを逃して映画館に行けませんでした。やっとレンタル可能になった!
全てがBritishで心温まる、ほのぼのとした作品でした。最高!
ジャックはイギリスのサフォークに住む売れないシンガーソングライターでスーパーでアルバイト中。マネージャーは中学校で数学を教えている幼馴染。彼女はジャックの熱心なファンであり運転手まで務めてくれているが、流石にこれだけ売れないと・・・とジャック自身は、ほぼ音楽活動を諦めかけている。そんな時、太陽フレアが原因の停電が世界中で発生、自転車で夜間走行していたジャックは事故にあってしまう。昏睡状態から覚めた彼は献身的に面倒を見てくれたマネージャーに礼を言い、ビートルズの著名な曲名にひっかけて、「64歳になっても僕の面倒見てくれる?」(“Will you still need me, will you still feed me when I’m sixty-four?”)と冗談を言う。彼女から「なんで64歳なの?」と何故か不思議な返しをされ、話が今一噛み合わない。友人達が開いてくれた快気祝いに事故でおしゃかになったギターの代わりを贈られ、何か弾いてとせがまれる。そこで超有名なビートルズのYesterdayを軽く弾いて聞かせたところ「こんな曲いつ作ったんだ?」「こんな美しい曲聞いたことはない。」と皆、驚愕する。からかわれていると、憤慨するジャック。が、ふとしたことから自分がビートルズが過去に存在しなかった世界にいることに気づく。千載一遇のチャンスとジャックはビートルズのコピーをジャンジャン歌うが、皆感心はするものの、鳴かず飛ばずは相変わらずで、「売れるために大切なのは歌手本人のキャラで、例え曲がどんなに良くても、自分じゃ駄目なんだ・・・。」と再び腐る。そんな時に地元のローカルTVにスーパーの歌う店員として紹介され、エド・シーランから携帯に「すばらしいパフォーマンスだったよ。」と電話が入る。いたずらだと思い取り合わないジャック。その晩、直接エド・シーランの訪問を受け、自身のツアーの前座をやってくれないかと頼まれる。そこから、とんとん拍子に売れ始め、エド・シーランの人気さえも凌ぐ程に・・・。自身の意思とは関係なく、マネージメントされジャックは超人気シンガーソングライターとなって行く。が、とあるプレスカンファレンスで、「なぜアビーロードでレコーディングをしないのか?」「ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの誰が1番好き?」と明らかにビートルズを知っていると思われる人間から詰問される。自身が盗作していることに悩み始めるジャック。また、時を同じくして幼馴染のマネージャーと互いの想いに気付いてしまう。揺れる、ジャックの心。さぁ、今や世界的なシンガーソングライターとなったジャックはどうするのか???
サフォーク出身のエド・シーラン本人もばっちり出演しているし、ジャックのマネージャを演じるリリー・ジェムスも物凄く愛らしくて可愛いい!主人公が”Yesterday”を弾き語りするシーンはまじで鳥肌が立ちました!ビートルズ世代でなくても、文句なしに楽しめる最高の1本です。
やっぱり、音楽物は外さないですね!!!(喜)